ここでは、セキュリティ機能を持たない従来の USB メモリや CD-ROM / DVD など持ち運びを前提としたリムーバブル メディア に対し、盗難や紛失時の情報漏洩対策が行えるおすすめのセキュリティ強化製品を厳選して紹介します。
また、暗号化技術を利用して安全にデータを移動できる仕組みを持つ製品も紹介しています。特に、データの移動が頻繁に行われるビジネス用途に適した製品です。
ファイルの暗号化により情報漏洩対策が行えるソフトウェアです。Windows 2000 や XP Professional では EFS(ファイル暗号化システム)を利用する事が可能ですが、一般家庭向け OS である Windows XP Home Edition とデータのやり取りが行えません。
EFS に対応していないパソコン間で、USBメモリや MOなどのリムーバルディスクにデータをコピーして移動する際、手軽に暗号化による盗難時の情報漏洩対策が手軽に行えるツールです。
簡単な操作でファイルを暗号化しパスワードによる保護が行えるソフトウェアです。BHA は国内のディスク関連のソフトウェアで実績のあるメーカーです。
B's File Guard には同社のパケットライティングソフト B's CLiP 7 (Blu-rayにも対応)が付属します。 CD-RW、DVD-RAM といったリライタブル ディスクをメインにデータを持運ぶ方に適しています。(B's CLiP 7 検証済みドライブはこちら)
外付けハードディスクやノートパソコン用のUSB フロッピードライブなどに B's File Guard が付属している場合もあります。B's CLiP 7 は付属していませんので注意して下さい。(下記、Yahoo! Shopping 、 楽天市場のリンクを参照)
既存の USB メモリ 内に記録されるデータを強力に暗号化するソフトです。EFS を利用できない Windows XP Home Edition や セキュリティ機能を持たない安価な USB フラッシュメモリを安全に活用する事が出来ます。
また、コンパクトフラッシュ、スマートメディア、マイクロドライブ、メモリースティック、SDメモリーカードなどをセキュア化することが可能です。
リムーバブルメディアを丸ごと暗号化し、メディアをマウントする際に認証を求めるようにするソフトです。秘密領域が利用できないという制限はありますが、対手のパソコンに "キチッと秘密メディアロック" がない環境(ライセンスが一つ)でも認証が行えるようにする事が出来ます。
対応ドライブ、メディア ハードディスク(内蔵、外付)、DVD-RAM、MO、USBフラッシュメモリ、コンパクトフラッシュ、スマートメディア、マイクロドライブ、メモリースティック、SDメモリーカード、xD-ピクチャーカード
ハードディスクや DVD-RAM / USBフラッシュメモリ / MOメディアなどのリムーバブルディスクに仮想ディスクを作成し、強力に暗号化したデータを保存します。また、暗号化された仮想領域をマウントするために、既存のUSBメモリを鍵として利用する事が出来ます。
特にノートパソコンやリムーバブルメディア、USBメモリをデータを持ち運びする用途では、盗難時の情報漏洩対策を強力に行うことが出来ます。EFS に対応していない Windows XP Home Edition や Vista Home 、セキュリティチップを搭載していないノートパソコンでも盗難時の情報漏洩対策を安価に行うことが出来ます。
CD-R や DVD-R などライティングソフトを必要とする記憶領域の暗号化保護は行えません。B's Recorder GOLD9 で行うことが出来ます。
CD-R / DVD-R のデータ領域に対して暗号化が行えるライティングソフトです。(暗号化ディスクとは異なります) また、ソフトウェアを必要としないパスワード付きディスクを作成可能でデータの暗号化と組み合わせることで紛失・盗難時における情報漏洩対策が可能です。
B's Recorder GOLD9 は 従来の B's Recorder GOLD8 Security の後継製品になります。暗号化ライティング機能は、B's Recorder GOLD9 に含まれます。また、 B's Recorder GOLD9 では Blu-ray ドライブに対応しています。
暗号化アルゴリズムに強力な AES を使用しています。 また、EFS のように暗号化、解読を意識する事無く盗難時の情報漏洩対策が可能です。同一ユーザーに限り、一つのライセンスで複数PC での利用が可能になりました。
複数ライセンスも用意されています。下記リンクを参照して下さい。
システム・ファイル・メールバックアップツールでしたが、現在はバックアップの際、同時に暗号化による保護が行える安全性と情報保護を両立した製品となっています。暗号化アルゴリズムは、AES を使用しており強度も兼ね備えています。
Safety Disclosure Find Winny で暗号化したファイルを複合化する際に、自動的にパソコン内に Winny がインストールされていないか調べ、Winny が存在する場合は復元が出来ないようにします。
メールなどを利用して安全にデータを送信したい場合、受信者側で発生する Winny による情報漏洩の危険性を少なくし、安全にデータを送信する事が出来ます。