インターネットに接続された環境には様々な危険 が潜んでおり、インターネットが利用できるパソコンは例外なく、適切なセキュリティ対策を実施する必要があります。
参照 => 個人・機密情報の保護・管理・対策について
ここではネットショップ運用に関連して、個人、中小企業向けに販売されている定番のセキュリティソフトウェアの導入を案内していますが、一般家庭においても同様の対策が求められます。
ネットワークの規模やネットワーク機器によって無駄のない対策が行えるように、一般の方にもわかり易く導入のポイントを紹介します。
無形情報であるパソコン用ソフトウェアの販売は一般家電とは異なる点があります。特に、ネットショップ運用を目標に、これからパソコンを購入される方やパソコン初心者の方は、知って置かなければ損をする事もあります。
ソフトウェア購入に際して知っておきたいポイントは以下の通りです。
ライセンスとはソフトウェアをインストールするパソコン1台に対して発行される管理番号の事であり、店頭で販売されているソフトウェアは、最低1つのラインセンスと CD-ROM やマニュアルが一つのパッケージで販売されています。
具体的にはソフトをインストールする際、求められるシリアルナンバーによりソフトウェアにラインセンス登録する事で起動する仕組みです。
一つのライセンスで個人が所有するパソコンであれば、複数台での利用を認めているソフトウェアも存在します。非常に少数ではありますが、、
購入する数 にによって適切な購入方法は異なります。以下の点に注意されれば失敗はしないと思います。参考にして下さい。
単純に一台のパソコンで使用するソフトを購入する場合です。店頭やネットショップでパッケージを購入した方が安く購入できる場合があります。
特にネットショップは競合店が多いため、Yahoo! Shopping / 楽天市場 / ビッダーズショッピング などの大手モールで最安値のショップ を探すか、Amazon といった品揃え豊富で信頼できるショップで購入される事をお勧めします。
どのショップで購入しても、メーカーから得られるサポートに違いがある訳ではないので、ショップの信頼性と値段で判断して OK です。ソフトウェアは品定めの必要がないので、ネットショッピングが適しています。
LAN を構築されている SOHO の方や 10台前後のスモール オフィス、企業の部署単位で購入される場合です。基本的に後述する メーカー直営ショップからライセンスを必要分購入するのがお勧めですが、2~5 ライセンスでは割安感がない上、手続きが面倒な場合もあります。
2~5 ライセンス付きのパッケージを販売しているメーカー、製品もありますのでこれらを上記、ネットショップで価格の安い店を探した方が良いです。また、上記方法でパッケージを一つ購入して、ライセンスのみをメーカー直営のオンラインショップでライセンスのみ追加注文するという方法もあります。(ライセンス追加が可能な製品の場合)
注意
ライセンスの購入は、メーカー、製品のサポートにより異なります。また、メーカーによっては、ライセンスのみの購入が出来ない、つまり、最低一つのパッケージは購入しなければならないケースもあります。購入前にご確認ください。
通常業務として利用するパソコンにインストールする場合で、数が多い場合は、少数のパッケージと、台数分のライセンスを購入します。上記の場合と同じですが購入数が多い場合は、更に値引率が高くなる場合があります。
パッケージを台数分購入しては管理が大変になります。特にウイルスやスパイウェアなどライセンスを更新しなければソフトウェアとしての意味を成さないセキュリティ関連のソフトウェアの場合、迅速な対応(ライセンス更新等)が求められるため、メーカー直営のショップで購入する方が確実で安心です。
例えば、ウイルスやスパイウェアの定義ファイルを一箇所で行い、ワクチンをネットワークで共有することで、ぞれぞれのパソコンに定義ファイルの更新を強制する事が出来る製品もあります。
このように機能面、特にネットワークでの利用を前提としたソフトウェアでは明確に企業向けとして販売される製品もあります。このような製品が店頭販売される事は稀であり、メーカーが運営するネットショップでのオンライン注文となります。
メーカーやソフトウェアによってサポートの違いはありますが、オンラインによるソフトウェアのライセンス購入、管理には、大旨、以下のメリットは共通しています。
以下の点に注意して下さい。
使用している OS のバージョンや特定のハードウェア環境によっては正常に動作しない場合も考えられます。特に複数のライセンスを購入する場合は、先にデモバージョンをインストールするそれぞれパソコン(異なるハード)で検証される事を強くお勧めします。
ライセンスの追加購入は商品の性質上、返品は出来ないからです。
デモバージョンが用意されていない場合もあります。デモバージョン(お試し版)の有無は製品選びの一つの目安になると考えて良いかもしれません。