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避けるべき SEO 対策と注意点 / WEB 2.0 関連補足

このページでは、SEM の一環として、SEO (検索エンジン最適化)について解説しています。ネットショップ運用を考えている方を対象とした集客、アクセス数確保のための情報は、以下を参照して下さい。

参照 => 集客のために出来る事とは ~ ネットショップ構築

このページでは、はじめての方が陥りやすい誤った対策、認識など注意点について説明します。

決して行うべきではない PageRank 対策について.

外部からのリンクはリンク元(相手先)の同意があって張られる必要があります。例えば、自動登録型のリンク集に大量にリンクを張る行為は、意図的に検索順位に影響を与える行為と見なされペナルティを受ける事になります。

ディレクトリエンジンへの大量登録を行うSEO業者

YomiSearch など自己登録可能なディレクトリ型検索エンジンへの大量登録を行う事業者は決して利用すべきでありません。

特に、外部からのリンクはこちら側で削除する事は殆ど不可能なため、ペナルティを解除する術がありません。ドメイン放棄という最悪の結末を迎える事になります。

このような広く使用されている自動登録型のCGI などは、Google は既に認識しており PageRank へ与える影響もありません。

スパム行為について

検索エンジンは、質の高い検索結果を利用者に提供する事を目的としています。検索エンジンのアルゴリズムは、『 機械が人に変わってサイトの内容をどのように判断するか』 という課題を常に背負っています。

SEO 関連のサイトでは、何がスパム行為かHTMLタグに関して事細かに説明しているサイトがありますが、このように神経質になる必要は全くありません。

何らかの要因で検索順位の変更を狙う行為は全てスパム行為と考えるようにして下さい。特に外部からのリンク数を意図的に増やそうとする行為も同じであり、初心者が落入り易い落とし穴とも言えます。

SEO 対策とは、検索エンジン(機械)に対して如何に正しく "理解" してもらうかであり、"評価"ではないという事です。HTML の文法やタグの意味など文章構造を正しく理解し、如何に記述するかが重要です。

このサイトでは、チューニングといっていますが、パズルを解くような難しさはなく W3C 準拠のソースコードをベースに、本来あるべき姿(文章構造)に戻すという行為と言えると思います。

参照 => ウェブマスターのための Google 情報

おすすめできないSEO対策 ~ アルゴリズムの追跡.

はじめて SEO 対策に取り組まれる方が行うべきではない対策についてです。

検索エンジンのアルゴリズムについて

SEO 業者の中には、検索エンジンのアルゴリズム対する高度なSEO対策を売りにしている事業者がありますが、これらのサービスを鵜呑にするのも自分で検索エンジンの動向を追いかけるのもおすすめ出来ません。検索エンジンは常に変化しており、検索エンジンのアルゴリズムを解析して上位表示を行うのは事実上不可能に近いからです。また、検索エンジンは Google だけではありません。

仮に、そのような方法があったとしても対策を施して結果が反映されるまでには、再度インデックスが更新される必要があります。このスパンは長く検索エンジンの動向を追いかけてもインデックスされる頃にはアルゴリズムは既に変化している可能性も高くなります。

最も大切なことは W3C に準拠し HTMLの本来の文書構造を理解した上で、ソースコードレベルで適切な文章構造、アクセシビリティを前提に考える事です。検索エンジンのアルゴリズムを追いかける行為は得策ではありません。サイトの充実を図る方が無駄がありません。

新しいスタイルのネットショップ WEB 2.0 .

最近、巷で WEB 2.0 という言葉を耳にするようになりました。従来のホームページは、WEB2.0 に代表されるブログサイトに比べ SEO 的に分が悪く、検索結果にも顕著に現れた時期もありました。 SEO を考える上で重要な要素となります。

RSSフィード

RSS とは XML によるページ要約であり、サイトの更新状況をRSS購読者にリアルタイムに通知する仕組みです。ブログなどの XMLベースのCMSでは、ページを作成した段階で自動的に生成されます。従来のWEBサイトでも自分でRSSフィード(XML)を作成すればサービスを提供する事が可能ですが手間がかかります。

トラックバック.

ブログシステムで構築されたWebサイトは、ページ単位で関連性の深いリンクを自動的に構築できる トラックバック という機能を備えており、関連性の深い相互リンクを自動で作成する事ができるため、PR に有利に働きます。

Google は アンカータグ <a> の属性 rel="nofollow" を識別する事で PR値から除外する機能を追加しています。これは、トラックバックによるリンクファームスパムを抑制するためのもので、多くのブログツールに実装されています。この対策が功を奏したのか、現在ではPR値がブログサイトに有利に働くという事は殆どありません。

また、従来のリンクページ作成して相互リングを張る場合と異なり、記事のある全てのページが相互リンクの対象となるため、検索エンジンに登録され易いという特徴を持っています。

トラックバックセンターへのPing(ピン) 送信

相互リンクを生成するトラックバックと同様に、トラックバックセンターと呼ばれる更新通知サイトへ自動的に報告する事が可能です。BIGLOBE が無料で提供しているブログサービスで言えば、このようなリンクを自動配信する事が出来ます。

アクセス数向上だけでなく、検索エンジンに見つけられる確立も高くなります。このようなトラックバックセンターは多く存在しています。

更新情報を通知可能なショッピングサイト

このような技術を利用して、商品をショッピングモールへ出店する機能を持つサービスを提供している ASP型レンタルネットショップ もあります。

ブログと同様に、このようなタイプのネットショップが WEB 2.0 を背景に急速に普及しています。更新情報を通知可能なネットショップについては、以下で紹介しています。個人的には、総合的にみて Eストアのショップサーブ がお勧めです。

参照 => ASP型 ネットショップCMS で構築するショップ

WEB 2.0.

サイトを作成し一方的に情報を発信する従来のWEBサイトと異なり、このような XML による相互ネットワーク、WEB全体が一つのコミュニティとして機能する流れを、"次世代のWEBバージョン" という意味合いで WEB2.0 と呼んでいます。

ブログや SNS が魅力的な広告媒体という市場動向分析記事
CGM利用者は他人の購買行動に強く影響を与えている~CGM市場動向分析

CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の欠点

上記 XML ベースのホームページを作成、または移行する事は可能ですが、様々な条件を満たす必要があり、また、新しく技術を習得する必要があります。

XML を利用したWEB サイトの多くは、CMS (コンテンツ・マネジメント・システム) により運用されています。 ただ、CMS は一つのアプリケーションであるため、SEO の観点で見ると柔軟性で劣る面もあり、システムの出来次第となるケースもあります。

ネットショップCMS の特徴に関しては以下のページでまとめています。

参照 => ネットショップCMS とは ~ データベース型ネットショップ

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検索エンジンで上位表示するためのテクニックを紹介した書籍です。

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