このページでは、SEM (検索エンジンマーケティング) の一環として行う検索エンジンへの登録申請に関して説明しています。ネットショップ運用に必要なプロモーション活動については以下を参照して下さい。
参照 => SEM (検索エンジン マーケティング)
ここでは、主要ロボット検索エンジンの登録、申請について説明します。検索エンジンの種類については、こちらで説明しています。
Google や Yahoo! JAPAN などの検索結果に反映されるには、Clawler (クローラー)と呼ばれる自動収集ロボットに、自分のサイトを回収してもらう必要があります。つまり、URL(トップページのみ)を申請する必要があります。
URL の申請(トップページのみ) → クローラー(ロボット)の訪問 → インデックス
申請からページ回収に訪れる期間は、検索サービスによって差があり、また、インデックスされるまでには早くても2ヶ月、半年以上は待つ必要があります。
作成した全てのページが検索対象になる訳ではなく、また、インデックスされるまでには時間がかかるため、登録を申請して直にアクセス数が伸びるという事は先ずありません。
最初に登録されるとすればトップページですので、トップページは特に、SEO 対策には注力する必要があります。といっても特別な魔法がある訳でなく、正しく意味のある HTML の記述を心掛けるということですが。 特に、初心者の方は、これらの点を知っておく必要があります。
SEO (検索エンジン最適化) は、検索エンジンに登録される前に行っておくと効果的です。外部からのリンクが少ない立上時は、crawler の訪問頻度も少なく、トップページを更新しても検索結果に反映されるまで時間が掛かるからです。
トップページは、crawler の訪問頻度が高く、どの検索エンジンも頻繁に更新される傾向があります。
一般サイトの場合、多くの人に見てもらえれば、外部からリンクされる能性も高くなります。
Google への URL 申請は、下記 URL から行えます。以前(2004年頃)は1週間ほどで登録されていた時期がありますが、現在は殆ど機能していません。
申請URL => Google サイトの登録 / 削除
Google への登録の早道は、既にリンクされているサイトから、自社サイトへのリンクを貼ってもらう事です。クローラーはリンクを巡回してサイトを見つけるためです。
特にGoogle のロボット(Crawler)は、他のロボット型検索エンジンに比べ巡回能力が低く、このサイトのように2年以上経過しても登録されないページも数多くあります。
2005年6月より、Google は XML 技術を利用したサイト内ページ通知サービス(Google サイトマップサービス)の提供を始めていますが、この効果も自分の管理するサイトでは殆ど現れていません。(一年以上経過しますが未だにベータ版)
Google が提供する Sitemap Generator (XML生成、通知ツール)を利用するには知識が必要ですが、誰にでも簡単に作成できる優れたツールもあります。以下で紹介していますので、併せて参考にして下さい。
参照 => 誰にでも手軽にGoogle サイトマップサービスを
Yahoo! JAPAN は、元来(現在も)ディレクトリ型検索エンジンですが、現在はロボット型検索と同社の質の高いディレクトリ型検索の両方を検索結果に反映するようになっており、Google よりも質の高い検索サービスを提供しています。
ロボットによる巡回申請は用意されていませんでしたが、現在は提供されています。2~4週間ほど必要となっていますが、Yahoo!のロボット YST は、Google とは比較にならないほど高い巡回能力を持っており、初めて立ち上げたサイト、または全体が登録されるのにGoogleほど時間は要さないはずです。
申請は以下から行えます。Yahoo ID が必要(無料)です。
申請URL => Yahoo! JAPAN - 検索結果に表示させる方法
Yahoo! JAPAN 検索結果の順位は、同社のディレクトリ検索に登録されているサイトほど上位に表示されるという特徴を持っています。
非商用サイトの審査は無料ですが、商用サイトの登録は有料です。
いずれも、Yahoo! ディレクトリに登録されているサイトは、人の目で厳しく審査されたサイトであり優良なサイトが多く、検索順位にも有利に働きます。Yahoo! ディレクトリと組み合わせて考えると、ネットショップ・ビジネスサイトでは必須といえます。
ディレクトリ登録申請に関しては以下で説明しています。
参照 => Yahoo! JAPAN カテゴリ登録 審査依頼 (有料)
MSN のURL 申請は、下記 URL から行えます。どの程度で回収に訪れるかは未確認です。 動的URL に対しても高いクロール能力を持っており頻繁に来訪しますが、なかなか全てのページがインデックスされるという事はないようです。
申請URL => MSN サーチ URL の登録
検索エンジンは、Google と Yahoo! の2強となっており、MSNからの来訪者は2強に比べると皆無に近い状態ですので、MSN のロボット型検索に関しては、現在の所、取敢えず登録をしておけば、程度で良いと思います。