検索エンジン連動型広告の特徴 ～ ネットショップ運用

ここでは、集客のために欠かせない代表的なリスティング広告配信について紹介しています。検索エンジン連動型広告の概要に関しては、以下で説明しています。

参照 => SEM （検索エンジン マーケティング）.

リスティング サービス

キーワードを利用した検索エンジン連動の広告サービスを リスティング サービス といいます。具体的には主要検索エンジンや大手ポータルサイトの検索結果などメディアにマッチする広告を自動的に配信します。

そのため、利用者は表示される広告に関心を持っている可能性が高く、これらの広告からの来訪者は高い見込み客となります。

ネット広告配信の中でも最も費用対効果の高い広告配信サービスになります。

検索エンジン連動型広告について

現在、検索エンジン連動型広告の料金体系には二通りあります。

• キーワード入札制によるクリック単価
  • Google Adwords （アドワーズ） や Overture （オーバーチュア） です。広告の表示順位は入札価格の高い順に表示されます。何れも設定した予算内で検索エンジンに広告を配信する事が出来ます。
  • 予算枠での計画が立て易い、低コストで導入できるため、個人運営のネットショップでも気軽に試す事が出来ます。
• 固定料金によるキーワードの購入
  • この方式は JWord が提供しています。検索結果のトップに表示したいキーワードを購入する方式です。確実な効果が期待出来ますが導入コストも高いので企業向けのサービスと言えます。

検索エンジン連動型広告の特徴

このような検索エンジンと連動した広告配信は、ユーザーの関心のあるキーワードに関連する広告表示となるため、来訪者は高い見込み客である可能性が高いというメリットがあります。また、事前に設定した予算内での広告を配信する事も可能なため、計画的なネット広告配信、低コストにプロモーション活動を行う事が出来ます。

三大検索エンジンへの広告配信としては、 Google （アドワーズ） と Yahoo! + MSN （オーバーチュア）の二大勢力になります。

Google アドワーズ　（クリック課金型）.

オーバーチュア　（クリック課金型）.

マッチスマート　（クリック課金型）.

2006年 8月 31日 スタートしたアフィリエイト大手 バリューコマース が提供する新しい リスティングサービスです。たしか 2006年 4月開始予定でしたが大幅に遅れました。（バリューコマースは、Yahoo! の子会社）

従来は、LockSmart という大手ポータルサイトのディレクトリ登録サービス、アフィリエイト広告を提供していましたが、2006年5月に 国内サービスも撤退しました。それに変わる広告配信サービスになります。

マッチスマートの特徴

Google Adwords と同様に、広告掲載者のサイト（コンテンツ）にマッチするテキスト広告を配信する事が出来ます。マッチする広告を表示するために必要な 日本語解析は Yahoo!JAPAN の技術を利用しています。

• 広告主側 （マーチャント）
  • 広告掲載者（アフィリエイター）側は、バリューコマースの審査が必要で、その際、適切な 「サブネットワーク」 というグループ（カテゴリ）に分類されます。それぞれのカテゴリは適切なクリック単価が設定されており、広告主は掲載したい広告掲載サイトを選ぶ事が出来ます。
• 広告掲載者側 （アフィリエイター）
  • リスティングでは後発だけあって、WEB2.0 を意識した特徴を持っています。プレリリースによれば、定型・フリーサイズ・行間に貼り付けるテキスト広告などの広告タイプ、XMLフィードによる広告素材の受信など自由度の高い広告を提供しています。
  • このサイトでも２度申請しましたが落ちました。（連絡は一切ない）　審査は非常に厳しいようです。二度と申請することはないと思います。

プレリリースについては、以下を参照して下さい。

参照 => プレリリース ： バリューコマース　マッチスマート

検索エンジン連動型広告の活用.

手軽さでは、Google アドワーズで初めてネット広告配信を考えている方に適しています。上記広告配信は、どちらかを継続的に利用するという事ではなくて、適切なタイミングで同時に配信すると効果的です。

例えば、ネットショップ立上時やイベント発生時のプロモーションなど、適切なタイミングと消費者に見合う適切なサービスを提供する必要があり、一度に複数のネット広告配信チャンネルをピンポイントで活用するという考え方です。

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