このサイトでも 6月17日に導入方法について紹介していましたが、2005年11月17日には日本語サービスとして公開されています。皮肉な事に、このページは半年以上になる現在もGoogleに登録されておらず、結局、誰の目に止まる事はありませんでした。
Google が配布している Google XML サイトマップ生成ツールは、以下のサイトから入手可能です。現在は日本語で提供されています。
URL => Google Sitemap Generator (Google Sitemap 生成プログラム)
URL => Google Sitemap Generator の設定、運用方法
内容は以下のとおりです。
Python 2.2 以降が必要です。FedoraCore や CentOS などのディストリビューションをお使いであれば、パッケージも用意されています。apt や yum などのパッケージ管理ツールを利用するなどしてインストールして下さい。
Google Sitemap Generator は、Google が配布している、Google Sitemap プロトコルに対応した XML サイトマップファイルを自動で生成するプログラムです。Python スクリプトであり、GUI は持ちません。一般の方が Windows でも使用する事は出来ますが、面倒で難しいと思います。
どちらかと言えば、サーバー管理権限を持つ方のためのツールです。ホスティングサービスであれば、SSHログインなど一定のリモート権限のあるサービスを利用している方や、自宅サーバを持っている方などが該当します。
これから Google Sitemap サービスの利用を考えている方は、一般の方に限らず Windowsでサイトマップを作成できるツール GSiteCrawler がお勧めします。こちらの方が高機能で扱い易く、機能面でも優れているます。また、Web サイトにアップロードできる権限さえ持っていれば利用者を問いません。
Windowsアプリケーションですが、このサイトでも導入方法を紹介しています。
参照 => 誰にでも 手軽に Google Sitemap サービスを
Sitemap Generator は、サーバー側で定期的にスケジュール実行(cron)する事で、Web制作者は意識することなく sitemap.xml を作成することが出来ます。つまり、サイトの更新、追加 を行えば、自動的に sitema.xml も更新、Google に通知するといった使い方が出来ます。
ただし、このようなメンテナンスフリー、つまり一括作成で sitemap.xml を生成する方法(ディレクトリから生成)で Google に通知できるのは、URL と 更新日のみです。サイト内URL の相対優先度、更新頻度については、手書きで行う必要があります。
URLの取りこぼしを防止する意味はありますが、SEO 的には、Google サイトマップサービスが対応している、相対優先度、更新頻度は活用したいです。このようなSEO的にチューニングされた XML サイトマップファイルを作成したい方には適しません。 GSiteCrawler も検討してみて下さい。
上記、アカウントが必要な Google サイトマップサービスで提供されいる機能は、Google の Crawler (googlebot) の訪問頻度の確認、検索ワードのクエリなどの確認です。(必要性は感じませんが)
URL => Google Sitemap サービス (Google アカウントが必要)
URL => サービスに関するGoogle の説明
また、これらの必要性がなければ、Web 上のアカウント登録は必要ないかも知れません。Sitemap Generator の実行だけでも良いと思います。(未確認)
Sitemap Gen では、sitemap.xml 生成と同時に HTTPリクエスト( ping )を送信しますが、初回は、サイト上でURLを登録しHTTPリクエストを送信する必要があります。
Web サイトに URL追加や修正があった場合は、再度 Sitemap Gen を実行することで自動的にGoogle に HTTPリクエスト(ping)を送信しますので、Webサイトから行う必要はありません。
Google サイトマップ 2006年1月現状
Google サイトマップは、非常に高い負荷がかかっているようです。相当数のリクエスト数が発生しているはずです。1月に入ってからWebサイトからリクエスト送信の際に、度々エラーが発生しているのを確認しています。
ping は最短で 1時間に1度と決められていますが、かなりの負荷が掛かっていると思われます。