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OpenX (Openads) バナー広告の新規登録

前のページに引き続きバナー広告を作成します。先にも触れましたが、バナー広告はキャンペーン内に作成する事になります。キャンペーンはバナー広告をグループ単位で管理するものと考えれば分かりやすいかと思います。

つまり、バナー広告を作成するには最低一つのキャンペーンは必要であり、先にキャンペーンを作成しておく必要があるという事です。

STEP3:Banner (バナー広告)の作成

Add new banner 新しいバナーを追加する

ここまでの一連の作業で Banner overview (広告バナーの概要) ページが表示されています。

Add new banner をクリックして、作成したキャンペーン 「リクルート」内に新しいバナー広告を追加します。続いてバナータイプを選択します。作成するバナーの種類によって入力可能なパラメーターは変わります。

Banner Type (広告バナーの種類).

Please choose the type of the banner

Please choose the type of the banner から作成するバナー広告のタイプを選択します。以下の 5種類が用意されています。

どのタイプのバナーを選ぶかによって、入力可能なパラメーターは変わります。

  • Local banner (SQL)
    • バナーに使用する画像データ等をローカルからアップロードしデータベースに格納するタイプのバナー広告です。データベースで画像やデータを管理するためサーバーに負荷が掛かります。
    • 指定したローカルディレクトリに一括して書き出す事も出来ます。Settings タブで用意されてます。
  • Local banner (Webserver)
    • 上記、Local banner (SQL) に対してバナーに使用するデータを Web サーバー上で管理します。上記方法にくらべ負荷を大幅に削減する事が出来ます。
  • External banner
    • 外部にあるバナーを利用します。バナーの指定には http:// で始まる完全なURLで指定します。
  • HTML banner
    • HTHL で直接記述して作成します。この HTML バナーはクリック数をカウントするための Tracking オプションが用意されています。また、他の広告システムによって作成された広告コードを利用する場合は、HTML banner を選ぶ必要があります。
    • 例えば、Google Adsense やアフィリエイトコードなどは HTML banner を選択する必要があります。
    • もし、広告主に対して編集可能なインターフェイスを提供する場合、悪意ある任意のコードを実行されないか注意が必要になると思います。また、HTML コードに問題があるとレイアウトの破壊されるといった可能性があります。
  • Text ad
    • オーソドックスなテキスト広告です。任意のテキストとリンク先を記述します。

選択するバナーのタイプによって、Add new banner画面に表示される画面は異なります。見れば分かる内容です。タイプ別バナーの詳細は下記ページを参照して下さい。

HTML banner を利用した広告の作成手順 (例).

Banner properties

HTML banner を例に実際に作成してみます。 左の図は広告コードに第三者から提供されるコード(Google Adsense)を利用する例です。

自分で作成したHTMLコードを記述するケースやリストに該当しない第三者の広告代理店が提供する広告コード (Rich Media) を使用する場合は、Generic HTML Banner を選びます。

画像やFlash などが表示されるコードの場合、必ずサイズを指定するようにします。また、テキスト表示となる場合は、サイズは空白にするか、0 とします。

ページ下に表示されているSave Changesをクリックすると保存され、Delivery options へ画面が移動します。

Delivery options (配信オプション).

Delivery options (配信オプション)

作成したバナー広告の配信オプションを設定します。曜日やドメインなど様々な条件を設定する事が出来ます。

例えば、土日の特定の時間帯のみに配信するなど。分析次第では広告のパフォーマンスを引き出す事ができます。

取り合えず、最初なので設定する必要はないでしょう。同一スペースに多くのバナー広告を配信する場合など、広告のパフォーマンスを引き出す事が出来る重要な機能ですので、気にとめておく必要があります。

ページ下に表示されているSave Changesをクリックすると保存され、Linked zones へ画面が移動します。

Linked zones (広告を表示する Zone を指定).

Linked zones (広告を表示する Zone を指定)

作成したバナーを配信する Zone (広告スペース)を指定します。この段階では、まだ広告を配信するサイト(Publishers)と配信スペース(Zones) を登録していないため、表示されていません。

ここで作成したバナー広告のサイズと一致する Zone が存在した場合、ここでその Zone にリンク設定を行うことで、Zone コードを配信しているサイトにバナー広告を配信できるようになります。

この設定は、Zone の設定からもキャンペーン内の同一サイズのバナー広告へリンクする事が出来ます。次のページで説明します。

ページ下に表示されているSave Changesをクリックすると保存され、Advanced へ画面が移動します。

Advanced (高度なオプション)

Advanced では作成した広告に付加機能を追加します。例えば、テキスト表示の場合、ポップアップ表示を可能にしたり、HTML banner に対しトラッキングの影響を受けない HMLT コードを付加したり出来ます。

広告に関する説明を傍に表示するといった事が出来ます。この設定は通常は行う必要はありません。必要がなければ空白で構いません。

Direct selection (ダイレクトにコードを取得) .

Direct selection

ここで作成した広告コードの取得は、 InventoryタブDirect selectionからダイレクトに取得する事も出来ます。

運用するサイトが一つの場合は、これでも構いませんが、出来れば、次のページで説明するパブリッシャーとゾーンを利用した広告を配信する方が望ましいです。

なぜなら、広告を配信するサイトが今後増えた場合、管理がややこしくなる上、余計なコードの置き換え作業など必要になる可能性があります。サブ・ドメインごとに管理するなどしてより詳細なな統計情報を得る事も出来るようになります。

サイトが一つの場合であっても出来れば、次のページで説明するパブリッシャーとゾーン経由で広告を取得、配信する方が後々後悔しないで済みます。

まとめ

広告主とキャンペーン 一覧表示

ここまでの一連の作業で広告主キャンペーンバナー広告を作成しました。

バナー広告を第三者の広告代理店コードを取得しているので見出しも分かり難い例ですが、このようになっている筈です。

次は広告を配信する Webサイト(パブリッシャー)の登録と広告スペース(ゾーン)を作成し、実際に Web サイトで OpenX (Openads) が出力する広告コードの配信するまでを簡単に説明します。

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