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コンパクトデジタルカメラの特徴と選び方 ~ ネットショップ運用

ここではネットショップ運用をテーマに、商品撮影を前提としたコンパクトデジタルカメラを選ぶ上でのポイントを紹介します。

デジタルカメラの種類については、こちらで説明しています。

商品撮影用にデジタルカメラの新規購入を考えた場合、一般大衆向けであるコンパクトデジタルカメラは基本的に適しません。予算に余裕があれば、"低価格一眼レフ" の検討をおすすめします。

コンパクトデジタルカメラの特徴

コンパクトデジタルカメラは、最も普及しているタイプの一般大衆向けのデジタルカメラです。シャッターを押すだけの簡単操作、携帯性をコンセプトとしています。そのため プログラムAE による撮影となり、シャッター速度、絞り優先などのマニュアル撮影の自由度がありません。

コンパクトデジカメのマニュアル撮影について

コンパクトデジカメのマニュアル撮影機能は、主にホワイトバランス、測光パターンなど画像エンジンが判断する部分や、ストロボの発行パターンに関する設定を手動で行うマニュアルモードの事をいいます。

俗に一眼レフでいうマニュアル撮影とは、シャッター速度、絞りを自分で調整して行う撮影の事であり、露出は自分で判断する撮影のことを言います。

プログラムAE とは.

プログラブAE とは、失敗のない写真を撮影するためのプログラムです。失敗とは、露出オーバー、アンダー、つまり、明る過ぎた、暗過ぎた写真の事をいいます。これを防ぐためにフレームから明るさをプログラムで判断し適切な露出を割り出します。

つまり、適切なシャッタースピード、絞り値を判断しています。そのため、撮影者はシャッターを押すだけで誰にでも失敗のない写真が撮影できるという訳です。コンパクトデジカメでは、このプログラムAE による撮影となるため、絵作りを行う事が難しく、大衆向けスナップ写真を撮影するためのカメラと言えます。

デジタル一眼レフでは、シャッター速度優先AE や 絞り優先AE による撮影が行えますが、これは、シャッター速度は自分で決めて絞りをカメラが自動決定するか、絞りを自分で決めて、シャッター速度はカメラに判断してもらうということになります。そのため、被写界深度を生かした撮影や、ISO(感度)に頼らない夜間の長時間露光撮影が可能になるわけです。

フレームから明るさを判断するために光の量を計測します。これを測光と言います。コンパクトデジタルカメラでは、測光はフレーム全体に対してしか行えない(平均値)ものがあり、商品撮影など意図したライティング効果を得ることが出来ません。(複数の測光パターンが用意されている機種がおすすめになります。) 測光に関する機能は商品撮影においては重要な機能ですので、最低限必要な知識として書籍等で勉強して下さい。

EVF 液晶 デジタルカメラ.

コンパクトデジタルカメラ、及び、ハイエンドデジタルカメラの機能面で特徴として EVF 液晶による撮影が第一に挙げられます。

EVF 液晶とは、CCD (イメージセンサ)が変換した信号を画像エンジンを通して液晶に表示する仕組みです。つまり、記録される前の(画像エンジンの処理を通した)イメージを液晶ディスプレイ上で確認できるため、マニュアル撮影時の測光やホワイトバランスなどリアルタイムに液晶ディスプレイで確認する事が出来ます。つまり、写し損じが少ないというメリットがあります。

最近のコンパクトデジタルカメラは、更に液晶を見易くするため、液晶ディスプレイの解像度、サイズのアップ、高輝度といった改良がトレンドとなっています。

コンパクトデジタルカメラのデメリット

ネットショップやネットオークションなど、WEBサイト上での公開を目的とした 商品撮影において、考えられるデメリットは以下の通りです。

  • ホールド性・操作性が悪い
    • 小さいため持ち難いです。そのため、手ぶれが発生し易くなります。何れにしても商品撮影においては、三脚は必須です。また、コンパクトでありながら、EVF液晶のサイズは視認性優先で大きく、それに伴いボタン類が非常に小さくなります。そのため操作しずらい欠点がありますが、シャッターが普通に押せればそれで良い、という感じです。
  • 意図したライティング効果を得ることが難しい
    • 三二スタジオでライティングを行い商品撮影を行う場合、思い通りのイメージが撮影し難いケースがあります。コンパクトデジタルカメラが行う測光は、画面全体に対して行われるためライティングを強調した撮影が出来ません。コンパクトデジタルカメラを選ぶ場合、測光パターンが複数用意されている機種を強くおすすめします。
  • 意図した被写界深度を得られない
    • 被写界深度とはピンとの合う空間のことです。被写体にピントを合わせ周囲をぼかすことで、より存在感のある写真になります。シャッター速度・絞り優先の撮影が行えないコンパクトデジタルカメラでは、このような意図した撮影は先ず行えません。

また、商品撮影以外の目的では以下のデメリットがあります。

コンパクトデジタルカメラの高感度撮影について.

最近のコンパクトデジカメは高感度撮影が一つのトレンドとなっています。にも関わらず、高感度撮影の撮影サンプルは、どこのメーカーも公開していません。

銀塩(フィルム)カメラの夜間撮影の場合、ISO 200 / 400 / 800 などの高感度フィルムを使用しますが、デジタルカメラの場合、CCD や CMOS が変換した信号を電気的に増幅させる事を高感度撮影と呼んでいます。

信号を増幅すればするほど、つまり、感度設定を上げるほど激しいノイズが発生します。特にCCDの面積が小さいコンパクトデジタルカメラでは、CCDの面積が大きいデジタル一眼レフに比べ受光量が更に少なく増幅幅も増えるため、観賞レベルにあるデジタル一眼レフの高感度撮影とは比較になりません。

取敢えず、暗い所でもぶれずにメモ代わり撮影ができる便利機能 程度に解釈しておく方が無難です。夜景が綺麗に撮影できる訳ではない事に注意して下さい。これらの理由から、コンパクトデジカメの高感度撮影サンプル画像は、どこのメーカーも公開していないのだと思われます。(縮小して意図的にノイズが分からないようにしているメーカーもある。)

イメージセンサ(CCD / CMOS)のサイズ違いで現れるイメージの差は、以下で説明しています。

参照 => CCD / CMOS のサイズの違いで現れる現象

高感度撮影と "ブレ軽減" の関係について.

夜間撮影の場合、感度を上げる以外にシャッター速度を遅くする事で受光量を稼ぐ事が出来ます。この場合、ノイズは軽減されますが動く被写体はぶれる事になります。

メーカーのサンプルイメージで夜間撮影を判断する場合は、シャッター速度優先(長時間露光)で撮影されたものか、ISO相当の高感度撮影された画像であるかに注目して下さい。

逆に、通常の撮影で高感度撮影を行った場合、プログラムAEが露出オーバーを防ぐためシャッター速度をあげるように働きます。そのため、動く被写体でもブレずに撮影できるメリットもありますが、信号を増幅するため、ノイズが発生します。

"手ぶれ"に関する機能は、このような感度を上げる(信号増幅)によりシャッター速度を稼ぐタイプと、光学式の手ぶれ補正機能の二つのタイプがある事に注意して下さい。もちろん、"光学式手ぶれ補正" が優れています。

商品撮影に適したコンパクトデジタルカメラの選び方

商品イメージが重要となる商品を多く扱うネットショップのケースでは、コンパクトデジタルカメラは適しません。低価格デジタル一眼レフがおすすめします。

しかし、予算の関係やそれほどイメージの品質に執らないケース、ネットオークションなで手軽に商品を撮影したい場合、以下の点に注意して購入すると後悔しないで済みます。

  • 測光パターンが複数用意されている製品を選ぶ
    • デジタルカメラのオート撮影は、露出はフレーム全体に対して測光が行われるため、意図するライティング効果を得たい場合に適さない事があります。
      (例えば、ライティングによりピンポイントで照明効果を得たい商品撮影の場合、イメージどおりの撮影が出来ない)
    • デジタルカメラには、露出計が内蔵されており、適切な露出を検出するための測光モードが用意されている機種を選ぶようにします。メーカーにより呼称は異なりますが、マルチパターン測光中央部重点測光スポット測光などがあります。ライティングを生かした絵作りの幅は格段に広がります。
  • 自然な補正が入る画像エンジン
    • 画像エンジンについてはこちらで説明しています。画像処理ソフトで補正をかけるのが難しい、手間を掛けたくない、という方は、デジタルカメラの補正に頼る事になります。特に、大衆向けであるコンパクトデジカメでは、いかにもといった大衆受けしそうな大げさな補正をかける製品が多くあります。
    • この点は、Webサイトの撮影サンプルをみて検討するようにしましょう。特に、FUJI Film は、昔からこの傾向が強いです。最終的には好みの問題なのですが。
  • 接写可能なデジタルカメラを選ぶ
    • アクセサリなど小物の撮影やディティールを見せるために接写を行う必要も考えられるので、接写撮影は必須の条件になります。
  • 光学式手ぶれ補正機能付きを選ぶ
    • 手ぶれ補正機能は、ビデオカメラでは当り前の機能となっていますが、デジタルカメラに関しては、2006年発売のデジタルカメラのトレンドの一つとなっています。商品撮影においては三脚を使用するため、重要ではないかもしれません。
    • 夜間撮影などシャッター速度が遅くなるケースや、望遠撮影を行う場合にあると有利な機能です。

Webサイト上で公開するイメージの場合、画素数は重要ではありません。

参照 => 画素数について ~ デジタルカメラ選び方と基礎知識

商品撮影用途におすすめしたいコンパクトデジタルカメラ

コンパクトデジタルカメラは、各社様々なラインナップを揃えていますが、中でも商品撮影を主な利用目的にしたい場合、個人的におすすめできる コンパクト デジタルカメラを2機種ピックアップしました。 IXY 800 IS は筆者も愛用しています。一般的な用途では先ず買って後悔はしないコンパクトデジタルカメラです。

CANON IXY 800 IS .

2cm までの接写が可能で、コンパクトデジタルカメラの中では、最大の4倍光学ズームを備えています。特に、2cm 接写は、アクセサリや小物など、商品のディティールが求められる場合に適しています。また、光学式 手ぶれ補正機能を搭載しています。

また、光学4倍ズームとコンパクトデジタルカメラの中では最大倍率で、アクセサリや小物などスケール感が重視される撮影において画格調整の幅もあるため適しています。

同クラスの他のコンパクトデジカメでも マニュアル操作が行える機種もあるので、絞り、シャッター速度優先AEをサポートしていない点は残念ですが(シャッター速度を遅くするモードはあります) 大衆向けカメラの性格上、必要ないといえば必要ない機能です。個人的にコンパクトデジカメの中では最も一押しのデジタルカメラです。

仕様 => http://cweb.canon.jp/camera/ixyd/800is/sample.html
作例 =>
http://cweb.canon.jp/camera/ixyd/800is/sample.html

露出補正にマルチパターン測光中央部重点測光スポット測光 が選べる上、露出固定(AEロック)やFEロックによる露出に合わせたストロボ撮影が行えますので、ライティングを行う商品撮影の場合ではそれなりに絵作りも行えます。
また、画像エンジンがかける補正もわざとらしさのない発色の良さで、画像処理ソフトはちょっと、という方にもお勧めできます。食材など色彩が大切な被写体においてもおすすめできます。非常に質の高い造りで高級感があります。手ぶれ補正付き

CASIO EXILIM ZOOM EX-Z850

プログラムAE が一般的なコンパクトデジタルカメラの中では、珍しくシャッター、絞り優先撮影が可能な絵作りの行い易いコンパクトデジタルカメラです。画像エンジンが行う補正や品質は上記 CANON IXY 800 IS に見劣りしますが、800万画素と解像度が高くコストパフォーマンスの高いコンパクトデジタルカメラと言えます。実売価格も安いです。

仕様 => http://dc.casio.jp/product/exilim/ex_z850/spec.html
作例 =>
http://dc.casio.jp/product/exilim/ex_z850/gallery.html

このカメラに搭載される手ぶれ補正軽減は、上記、IXY 800 IS と異なり、ISO感度を上げる事でシャッター速度を稼ぐタイプです。そのため、手ぶれ補正機能を使用するとノイズが発生します。価格差はここにあります。商品撮影の場合、三脚を使用しますので必要ないと言えば必要のない機能ではあります。

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