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SEO に関連する記事 => 誰にもでGoogle Sitemapサービスを > 11. 運用・メンテナンス方法
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サイト更新時に行う作業(メンテナンス)について ~ GSiteCrawler

サイトの更新後、Sitemap.xml に変更があった場合、再度、Google に通知する必要があります。Webサイトからもおこなえますが、GSiteCrawler でも sitemap.xml 出力時に、FTP でアップロード、Googne に通知の一連の作業を自動的に行えるようになっています。 (GSiteCrawler ver 1.02)

今後のメンテナンス手順について

URLリストテーブルが作成できたら、サイトの更新がある度、クロールを実行しURLリストテーブルを更新します。サイトの更新内容によって要領の良い手順は異なりますので、その点についても触れておきます。

内容の変更があった場合

このケースは、現在リストされているページを再取得するだけで済みます。以下の手順で URL リストを更新し、Google sitemap ファイルを再出力します。

  1. こちらの手順 でします。GSiteCrawler はページに含まれるリンクをクロールしません。
  2. Refresh Table ボタンを押して、正しく更新されたかURLリストテーブルで確認します。
  3. テーブルに問題が無ければ、再度 Generate → This Site を実行し、sitemap.xml を上書き保存します。オートメーションの設定をしていると、FTPアップロード、Googleに通知を連続して行えます。殆ど手間がありません。

削除された、またはURLが変更になったページがある場合

削除された、またはURLが変更になった場合、リストからは自分で削除する必要があります。新たにクロールを実行しても、一度リストに取り込まれた情報は削除されません。

リストテーブルから手動で該当するURLを削除する必要があります。

ドキュメントにも一度リストを削除し、再度プロジェクトクロールを実行するように説明されていますが、この場合、訪問頻度などのカスタマイズはやり直しとなります。リストテーブルから該当のURLを選択してDelete する方が楽です。

どのページ、URL が削除されたのか分からない場合は、リンクのエラーを確認する事で知る事ができると思います。

新たに追加されたURLがある場合.

このケースは、GSiteCrawler に再度 Crawl して追加された URL を探してもらう必要があります。リンクを辿るため、すこし時間がかかりますがリンクエラーがないかチェックするという事でもあります。

  1. (Re)Crawl → This project を実行し、GSiteCrawler にクロールしてもらいます。
    Crawl ボタン
  2. Refresh Table ボタンを押して、追加されたURLを正しく取得したかURLリストテーブルを見て確認します。
  3. テーブルに問題が無ければ、再度 Generate → This Site を実行し、sitemap.xml を上書き保存します。オートメーションの設定をしていると、FTPアップロード、Googleに通知を連続して行えます。殆ど手間がありません。

リンク切れが新たに発生した場合

サイト更新作業を行い、知らずうちにリンク切れが発生していた場合、 Setting タブの HTML Code/Text on a custom 404-Error で Remove URL format list が選択されていた場合、現在あるURLリストテーブルから自動的に削除してくれると思うのですが、自分で取り除く必要があるようです。(Re)Crawl の際は、404エラーのチェックは必ず行うようにしましょう。

その他 更新、管理のヒント

一人でWebサイトを運営、管理している場合はこれで十分ですが、サイトの規模が大きい、グループで制作、管理している場合など、どのページが新たに追加されたのか把握する事が難しくなります。

これらの sitemap.xml の管理を行う管理者は一人が原則であるため

『新しく追加された URL リストを提出してもらうなどのルールを決めて確認する』

などの工夫が必要になると思います。

まとめ

Google Sitemap サービス自信、 Beta サービスであり始まって間がない(半年)のサービスであることもあり、GSiteCrawler も頻繁にバージョンアップしています。そのため、ここで紹介した内容は直に古くなると思います。

サイト運営者は SEO的なチューニングを必要としない、つまり 手間は一切かけたくない場合や、Google がURLを見つけてくれればそれで良い場合は、 Google Sitemap Generator の使用も検討してみて下さい。こちらは、Web サーバーに一定の権限も持っている方、又はWebサーバー管理者の協力が必要となります。

以上です。

(2005年 12月 25日 作成)

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