以前、2005年 6月 Google Sitemap サービス開始に伴い、Google が提唱している XML Sitemap プロトコルに準拠した google sitemap.xml を生成するツール Sitemap Generator の導入方法 について紹介しました。
このツールは、主にサーバー管理権限を持つ方を対象としたツールで一般の方が利用するには、敷居が高く GUI も備えていません。2005年 11月 17日 に日本語による Google Sitemap サービスの提供が始まった事もあり、このサービスについて少し見直してみようと思ったのがこのドキュメントの発端です。
GSiteCrawler は、Johannes Mueller 氏が無償で公開しているサードパーティ製のGoogle XMLサイトマップ生成ツールです。 Google Sitemapサービスのサイトでも紹介されています。
Google が配布している Sitemap Generator と異なり、非常に優れた機能を持っています。また、Windowsアプリケーションであり、GUIによる編集が行えますので何方でも簡単に利用する事が出来ます。
紹介されている全てのツールを試した訳ではありませんが、フリーウェアで私が見た中では機能、操作性にも最も優れています。
このサイトはLinuxサーバーをテーマとしていますが、実際に使用してみて非常に有用なツールであること、また、国内で紹介しているサイトも見当たらなかったのでここで紹介する事にしました。
Google Sitemaps サービス自体、新しいサービスであり、このため GSiteCrawler のバージョンアップも頻繁に行われています。ここで紹介してる内容は、ver1.02 で紹介していますが直に古くなるかも知れません。しかし、2005年12月末の段階で本家サイトのドキュメントも古いので当面は参考になるかと思います。
また、この Google Sitemaps サービス自体が疑問です。そのため、導入したからといって必ず効果が出る訳ではありません。この辺りの考察は以下にまとめていますので参考にして下さい。
参照 => Google サイトマップサービスの効果 2005年下半期