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Another HTML-lint セットアップ

外部に公開するサービスではないため、通常利用している ドキュメントルートには設置せず、ドキュメントルート外でApacheのAlias 処理でルートマッピングし、公開します。 また、htmllint専用のApache設定ファイルを作成しApacheの設定を行ないます。管理、設定上都合がいいのでこのようにしています。(後 述)

/httpd/htmllint へ設置したと仮定して説明します。

※ Apacheの設定に関しては、公開できて CGI が動作すればどこに設置しようが自由ですので、適宜やり易いようにされたら良いと思います。

Another HTML-lint インストール

石野 恵一郎 さんのサイトから、最新の Another HTML-lint をダウンロード、解凍し、任意のディレクトリに設置します。

フルパッケージを入手します。
http://openlab.ring.gr.jp/k16/htmllint/download.html

任意のディレクトリ /httpd/htmllint に設置した場合の例です。

パーミッションを変更します。

$ chmod 644 /httpd/htmllint/*

モジュールをリストします。

$ find `perl -e 'print "@INC"'` -name '*.pm' -print

CGIに適切な権限を与えます。suEXECを使用していない場合です。

$ chmod 755 /httpd/htmllint/*.cgi

HTML-lint の設定ファイル

htmllint の設定ファイルは /httpd/htmllint/htmllint.env で行います。このファイルはなく、サンプルとして htmllintenv が提供されています。このファイルを htmllint.env にリネームして以下を修正します。

htmllint内のファイルは、EUC で書かれていますので、テキストエディタを使って編集、保存する場合は、他のコードにならないように注意して下さい。

/httpd/htmllint/htmllint.env

出力コードを UTF8 に変更します。
#$KANJICODE = 'JIS'; # JIS/EUC/SJIS/UTF8 のいずれか

$KANJICODE = 'UTF8';
に変更します。

テキストブラウザ 「LYNX」で見た場合の結果表示に必要です。
FedoraCore/CentOS の場合のパスは以下になります。

#$LYNX = '/usr/local/bin/lynx -dump -nolist -force_html';

$LYNX = '/usr/bin/lynx -dump -nolist -force_html';

perl-libwww-perl

下記コマンドでlynx がインストールされていなければ、

$ sudo rpm -q lynx

下記コマンドでlynx がインストールされていなければ、

$ sudo yum install lynx

lynxを使用する場合、CHARACTER_SET をeuc-jp に変更しなければ文字化けをおこしますので、キャラクターセットを変更します。

/etc/lynx.cfg

#CHARACTER_SET:utf-8

CHARACTER_SET:euc-jp

perlパスの修正

tagslist.cgi / parsedtd.pl / htmllint.cgi のperlパスを変更します。 適当なエディタで開き、1行目にかかれているパスを変更します。RHL系Linuxでは、以下のパスになります。

tagslist.cgi / parsedtd.pl / htmllint.cgi

#!/usr/local/bin/perl

#!/usr/bin/perl

自分は毎度毎度、面倒なので、/usr/local/bin/perl に /usr/bin/perl のシンボリックを置いています。

Apache の設定

/httpd/htmllint をApacheで公開します。RHL/FedoraCoreでは、cgi-binディレクトリでは、htmlやイメージファイルは設置出来ないようになっています。(動作しません)
また、 /htmllintには、一つのディレクトリに全てまとめられていますので、FedoraCore、CentOSではデフォルトのcgi-binディレクトリに設置しても動かすことが出来ません。

パスを変更するのは大変なので、cgi-bin ディレクトリには設置せず、任意に設置した/httpd/htmllint ディレクトリに cgi の実行許可を与えるようにします。

/etc/httpd/conf.d に htmllint.conf というファイルを作成します。

/etc/httpd/conf.d/htmllint.conf

Alias /htmllint/ "/data01/htmllint/"

<Directory /data01/htmllint/>
Options ExecCGI
deny from all
allow from 192.168.5.173 ← 接続を許可するホスト
</Directory>

※ Apache 2.* の場合です。1.3系の場合は、httpd.conf に記述します。

httpd サービスを再起動し、ホスト 192.168.5.173 からアクセスして確認してください。上記の例では、URLアドレスは以下になります。

http://mydomain.net/htmllint/

Apacheのディレクティブ設定のポイントを掻い摘んで説明しています。
参照 => Apache2初期導入の管理・設定例

詳細は、下記 Apache ドキュメントを参照して下さい。
参照URL => Apache HTTP サーバ バージョン 2.0 ドキュメント

以上で終了です。参考ですが、次頁でベンチマーク結果を載せておきます。

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