基本的にWebサーバーとCGIが 実行できる環境であれば、動作します。また、perl に関しては以下のモジュールが必要となりますので、予め組み込んでおく必要があります。
必要な perl モジュールがインストールされているかは
で調べて下さい。libwwwは良く利用しますので、過去にインストールしているかも知れません。当然ですけど、自分でコンパイルしてインストールした場 合は、rpm コマンドではわかりません。その場合は、以下のコマンドで perl が認識しているモジュールを確認します。
モジュールをリストします。
grep を使用して絞り込む場合は以下のようにします。
FC4/CentOS4 に関しては、CGI.pm は追加する必要はありません。
perl-libwww-perl は、FC4/CentOS4 ともパッケージが用意されています。libwww は依存関係がありますが、依存関係にあるパッケージも用意されていますので、yum apt-get 等を使えばへっちゃらです。
Jcode に関しては、パッケージがありませんので、CPANから最新のモジュールをダウンロード、コンパイルしてインストールして下さい。コマンドで CPAN と対話的にインストールするか、直接ダウンロードしてコンパイル、インストールします。この Jcode.pm は、従来の jcode.pl の後継となります。
入手先 => CPAN サーチ
jcode と検索をかければ出てきます。
perlモジュールの追加は、Jcode に限らず、以下の様に行います。
Jcode については、下記URL にも目を通してください。Jcode.pm モジュール組込み時の注意点などの情報が得られます。また、Jcode.pm も入手できます。
URL => http://openlab.jp/Jcode/index-j.html
CGI.pm は、Perl-5.* 移行であれば、標準で組み込まれているので追加の必要はありません。(Perl-4ではHTML lintは動作しない)
上記、CPANからのダウンロード、コンパイル、インストールを自動で行ってくれるツールとして、Webmin があります。perlモジュールの追加方法はいくつかがありますが、個人的には、ssh を利用しなくても外部からブラウザを使ってモジュールを追加できる webmin が初心者に対しても便利ではないかと思います。
■パッケージで管理
いや、パッケージで管理するんじゃ!というのであれば、自分で rpm を作るか、それが面倒なら cpan2rpm を使います。CPANで公開されているモジュールを rpm にビルドしてくれます。 それさえ面倒だという方は、 http://rpm.pbone.net から探します。自分は素性が分からないと不安なので極力避けていますが、Jcode はありました。
Jcode のようにディレクトリにコピーするだけで済むケースはいいのですが、perlモジュールには広く依存関係を持つものありますので、そのようなケースでディストリからパッケージが用意されていない場合は、自己解決しながらの作業となります。
■ソースからインストール
perl コマンドで、CPANと対話式にモジュールを追加する場合は、依存関係にあるモジュールも自動で取得してくれるので rpm より便利です。また、Webmin 1.140 移行でも、同じように依存関係にあるモジュールを自動で取得し、make install してくれます