作成したデータベース "phpGroupWare" に動作に必要なテーブルを作成するためのスクリプト実行は、ブラウザ経由で行う必要があります。外部に公開されている Web サーバに設置する場合は、全ての検証が終了するまで外部に公開しないように設定する必要があります。
ここでは /var/www/phpgroupware に設置すると仮定して説明します。想定しているパスは以下の通りです。
設置パス | /var/www/phpgroupware |
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公開アドレス | http://hogehoge.com/phpgroupware/ |
環境パス | /usr/local/phpgw ./files/ |
環境設定ファイル | /etc/groupware/header.inc.php |
一時ファイル | /tmp (変えた方が良い) |
何れも任意ですので各々の環境に置き換えて下さい。
c-client ライブラリ が必要です。CentOS-4.5 ではパッケージが用意されていますのでメールモジュールを利用する場合は事前にインストールして下さい。こちらで説明しています。
phpGroupWare 日本語化プロジェクトから以下のソースをダウンロードします。 ここでは 07/10/3 にリリースされたばかりの phpGroupWare 0.9.16.012-jp を使用しています。
Apache の実行権限にあわせます。
ファイル管理、共有等で使用するディレクトリを作成します。このディレクトリは Apache の公開ディレクトリ外に設置する必要があります。ここでは、/usr/local/phpgw (任意) とします。
公開ディレクトリに img ディレクトリのシンボリック images を張ります。
以上で準備は完了です。次は /var/www/phpgroupware 公開のための Apache の設定を行います。