下記のサイトからソースをダウンロードします。
http://www.uk.research.att.com/vnc/
http://www.realvnc.com/download.html
この記事は2000年に書かれた物で古くなっています。現在は RealVNC が開発を引き継いでいます。また、RPMパッケージも公開されています。
FedoraCore2 に付属するパッケージでVNCサーバーを構築する方法は以下で紹介しています。
VNCを利用したいユーザーで作業を行います。ユーザーのホームディレクトリなどに圧縮ファイルを置きます。解凍します。解凍されたディレクトリへ移動
インストールは root で行います。 /usr/local/binディレクトリにvncviewer vncserver vncpasswd vncconnect Xvncをコピーします。
ディレクトリを作成し、解凍したclassesディレクトリ以下を作成したディレクトリへコピーします。
ユーザーのホームディレクトリにある .bashrcファイルを編集します。 以下の内容を追加記入します。
PATH=$PATH:/usr/local/bin
.bashrを編集したら必ず以下のコマンドを実行する必要があります。
取り敢えずサーバーを起動する準備が出来ました。
以下のコマンドでvncserverを起動します。
最初の起動時には以下のメッセージが表示されます。サーバーにログインするためのパスワードの設定を求められます。
ホームディレクトリにある.vncディレクトリにログが記録されるようになります。
VNCサーバーを終了させるには以下のコマンドを使います。
起動スクリプトでVNCサーバーの自動起動を行うのはセキュリティ上お勧め出来ません。必要な時にその都度サーバーを起動するようにします。
サーバーを起動したら他のコンピュータから接続してみます。VNCはサーバープログラムと、クライアントプログラム(Viewer)に分かれています。ビューワプログラムを起動してログインしてみます。
IPアドレスをいれるか、linux,Winの場合はコンピュータ名になります。MACでサーバーを立ち上げた場合IPアドレスでないと接続できませんでした。DNSは参照しない仕様なのかOS-9の設定に不備があるのか検証はしていません。特に問題ではありませんので。
VNCサーバーのデフォルトは
解像度=800×600pixel 色深度=8bit、Window Manager=twm
になっていると思います。TWMでは非常に快適に動作します。TWM自体かるいWindow Managerだからです。高速にLinuxをリモートコントロールできますが、いまいち面白みに欠ける上GUIの操作性もいまいちです。
どのOSでもそうですが、デスクトップに壁紙などを貼っているとパフォーマンスが著しく低下します。特にMAC OSでは落ちまくって接続さえ確立できませんでした。取り敢えず、デフォルトで接続できたら各自の環境に合わせて調整を行います。