XFSを利用する場合（TrueTypeFontを使う）

解像度、色深度を変更

クライアントからVNCサーバーに接続した際に表示される、解像度と色深度の変更は直接ソースを編集します。 perl でかかれています。

root権限で修正します。

この値を各環境に合わせて下さい。色進度の設定を誤ると表示に不具合がでるので、一度起動して問題があれば修正します。私の機械は16bitで表示しているのにもかかわらず、TNT2では24bitにしなければ画面の色がおかしくなってしまいました。当

この色深度、解像度の値はVNCのパフォーマンスに大きく影響します。

XFSを利用する場合（TrueTypeFontを使う）

VNCはTrueTypeFontに対応していませんが、xfs経由でフォントを指定すれば利用可能です。xstartupで xfs経由でフォントを指定した場合、ソースを修正する必要があります。

# Now start the X VNC Server 以下の156行目付近に以下を追記します

7100 はXFSが利用するポート番号です。環境によって異ります。利用しているポートを調べるには、

とします。以上で設定は完了です。

TrueTypeFont の問題

VNCはTrueTypeFont（以下　TTF)はサポートしていませんが、Xfs経由でFontを指定する場合は利用可能です。

Tubolinux6、Vine2.0はxfs(フォントサーバー)は組み込まれていますが、起動していない状態にあります。このため TrueTypeFontがあった場合、実際には問題がないのにVNC上では文字化けを起こしてしまいます。

このため特定のプログラムが該当するフォントを指定していた場合、動作が不安定になります。

XFSの起動

Xfsの設定ファイルのパスです。ルート権限で起動させます。

フォントの設定は/etc/X11/fs/configにあります。また起動の際、vncserviceで指定したport 7100を使い起動します。この状態でVNCを起動すればTTFの文字化けは直ります。システムブート時にxfsが起動しておくようにします。

起動スクリプトに以下の一行を書き足します。

これでシステムを再起動してもXfsは起動するようになります。peFontの文字化けは直ります。

それでも文字化けする場合

/etc/X11/fs/config を開き、実際にディレクトリにあるフォントのパスを確認し、実際に存在するフォントであるかどうか確認します。 色でで示したパスにフォントが存在するか調べます。環境によって異なります。もし存在しなければ、X11関連のRPMパッケージのインストール状況を確認しましょう。

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