VNCサーバーを導入します。ファイアーウォール内のファイルサーバーでの利用を想定しています。外部ネットワークからの利用は想定していません。
内容が古くなっています。ここではソースからのインストール、カスタマイズについて触れています。FedoraCore2 付属のVNCパッケージを利用、暗号化保護によるセットアップは以下で説明していますので、新規に構築する場合は、そちらを参考にして下さい。
参照 => VNC サーバー インストールと基本操作
AT&T ケンブリッジ研究所で開発された遠隔地からリモートデスクトップコントロールを行うためのプログラムです。サーバーとクライアントの二つのプログラムで構成されています。歴史は長く、現在は RealVNC が開発を引き継いでいます。
また、ソースコードも公開されており、多くの分家が存在します。OS-XやMAC-OS のVNCも入手可能です。
プログラム自体が非常に軽く、MacOS (現在は止まってる) / Windows / Linux (x86) / Solaris など多くのプラットフォームで動作します。これらのプラットフォームで相互リモートコントロールが可能になります。また、ブラウザ上で動作するJAVAバージョンも提供されています。(2005/8 補足)
リモートデスクトップを行うプログラムですが、シンプルで軽いのも特徴です。また、導入も簡単です。
MAC OS(7~9)は長い間 beta版で動作は非常に不安定でした。本家では現在は公開されていません。動作は非常に重いのですが、私が試した限りでは、以下のサイトで公開されているFATバージョンが安定して動作します。(2005/8 補足)
MAC OS
http://www.chromatix.uklinux.net/vnc/
OS-X
http://www.redstonesoftware.com/vnc.html
ローカルネットワーク内でのリモートデスクトップの活用方法はいろいろ考えられますが、私の場合、インターネットコンテンツの動作検証用に使用しています。クロスプラットフォームの制作環境では、とても重宝します。