カーネルのインストールの次に、モジュールをインストールします。
生成したモジュールを/lib/modulesディレクトリにインストールします。
カーネルのインストールおよびliloの再起動
再起動
ここでカーネル・サンダースに祈っておきましょう。
どうか無事に起動しますように・・・
不幸にも祈りが届かなかった場合はこちらの手順で起動します。
ここではカーネルのメジャーバージョンアップという視点で説明していますが、バージョンアップの必要がなく、カーネルの再構築を目的とする場合はコンフィグレーション以降の作業を行えばよい事になります。
新しくハードを追加したり、カーネルレベルで対応させる必要が出てきたときは、再度 xconfigなどで設定し、カーネルのコンパイル、モジュールのコンパイル作業を行います。
Kernel ソースディレクトリへ移動
コンフィグレーション
掃除をして
カーネルのバージョンアップを行うときは上書き(vmlinuz)される前にバックアップ
カーネルを使い分ける必要があれば、lilo を編集
カーネルのコンパイル(イメージファイルの生成)
モジュールの生成(コンフィグレーションでMと設定した)
生成したモジュールを/lib/modulesディレクトリにインストール
カーネルのインストールおよびliloの再起動
生成したモジュールを/lib/modulesディレクトリにインストール
通常はハードウェアの追加などは、カーネする必要があります。ルのリビルドで対応します。今回紹介したように、2.2から2.4へのメジャーバージョンアップはバックアップ作業を必ず行い、起動ディスクを作成するようにします。
最新のハードウェアを認識させるためにカーネルパッチを用いましたが、パッチは完璧ではありません。十分な検証がとれたものから、カーネルに組み込まれるのでカーネル側で正式対応するには時間がかかります。
今回のようにパッチを充てる作業が必要になります。また、パッチファイルもカーネルの細かいバージョン毎に存在するものもあるので間違えたパッチを適用しないように注意する必要があります。