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カーネル(Kernel)ソースの入手・確認

Kernelのバージョンについて

バージョンの見方ですが、2.2.xと2.3.xを比べた場合、二つ目の数字が偶数の場合、安定バージョン奇数の場合はテストバージョンです。安定した動作が確認されたら次の2.4.xが正式にリリースされます。最後の.xはマイナーバージョンアップで、モジュールの追加や、細かな修正が行われます。

Kernel の入手

以下のサイトから最新のカーネルを入手します。

こちらのディレクトリに2.4のkernelがあります。今回は最新の2.4.18を利用します。現段階で偶数の安定バージョンの最新版は

ftp://ftp.kernel.org/pub/linux/kernel/v2.4/linux-2.4.18.tar.gz

また、linux-2.4.18.tar.bz2も圧縮形式が異なるだけで同じものです。圧縮率がgzよりも優れています。今回は.gzを利用します。

パッチの入手(通常のアップグレードには必要ありません)

私の場合、PROMISE Ultra ATA/133のPCI拡張カードを新たに追加、認識させる必要があるのでkernel-2.4.18用のパッチファイルが必要になりました。このカードが使うコントローラーDC20269 にカーネルが対応していないからです。

パッチファイルにバージョンの表記がある場合、カーネルと同じバージョンのパッチを当てる必要があるので注意して下さい。パッチのバージョンのためにカーネルをダウングレードする場合は、ここで紹介した手順でダウングレード出来ます。幸いお目当てのpatchが2.4.18に対応していましたのでこちらのバージョンを使うことにしました。

ftp://ftp.kernel.org/pub/linux/kernel/
people/hedrick/ide-2.4.18/ide.2.4.18-rc1.02152002.patch.g

その他のパッチファイルは以下のディレクトリから入手できます.。

ftp://ftp.kernel.org/pub/linux/kernel/people/

Netscapeでダウンロードすると patch-2.4.18
このようなファイル名になります。FTPクライアントでダウンロードした場合、
patch-2.4.18.gz
となることがありますが、その場合、解凍せずに.gzを削除して下さい。
ide.2.4.18-rc1.02152002.patch.gzについても同様です。

Kernel コンパイルに必要なパッケージ

カーネルをコンパイルするにあたって、必要なツールが揃っているか確認します。

  • gcc ver2.91.66以上
  • gmake ver3.77以上
  • binutils ver2.9.1以上
  • modutils ver2.4.0以上

これらのパッケージがインストールされているかは以下のコマンドで確認できます。

# rpm -qa | grep gcc

TurboLinux6wの場合はmodutilsのアップデートが必要なので必ずrpmパッケージを入手しアップデートをかけて下さい。RedHat6.2,Vine2.1も対応していないのはmodutilsのようです。

ftp://ftp.dti.ad.jp/pub/Linux/TurboLinux/
TurboLinux/ia32/Workstation/6.0/ja/updates/RPMS/
modutils-2.3.24-2.i386.rpm

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