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トラブルシューティング ~ Sendmail-8-12 smrsh対策

Sendmail-8.11以降、メール配送に使われる シェル がより安全な smrsh を使うようになったため、配送の際に弾かれてしまいます。 Sendmail で fml の実行を認めるには smrsh に対して、fml.pl の実行許可が必要になります。許可を与えなければメールは配送されません。

試しに配送すると管理者宛に以下のメールが届きます。

smrsh: fml.pl not available for sendmail programs

fml.plの実行を許可するには

/var/spool/ml/etc/fml/site_init.ph を作成します。内容は次の通りです。

/var/spool/ml/etc/fml/site_init.ph

push(@INC, "/usr/local/fml");
push(@LIBDIR,"/usr/local/fml/module");
push(@LIBDIR,"/usr/local/fml/module/CPAN");
push(@LIBDIR,"/usr/local/fml/module/Japanese");
push(@LIBDIR,"/usr/local/fml/module/fml-devel");
1;

次にsmrshに許可してもらうようにシンボリックをはります。

# ln -s /usr/local/fml/fml.pl /etc/smrsh/
# ln -s /usr/local/fml/libloadconfig.pl /etc/smrsh/
# ln -s /usr/local/fml/default_config.ph /etc/smrsh/

Sendmailの再起動は必要ありません。 今度は送信されると思います。

この問題の回避策はFML本家サイトを参考にさせて頂きました。

FMLトラブルシュート

FML-CGIのインターフェイスについては見れば分かると思いますので、あれこれいじり倒してみて下さい。特に [ MLの詳細設定 ](makefml configをGUIで行う) は入れてよかったと実感すると思います。

ブラウザで管理するML(FML)

携帯メールとの乗り入れ


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Sendmail に関する設定

Sendmail-8.9 ~ 8.12 まで継承する形で公開していたコンテンツを再編(FedoraCore/ CentOS)しています。Sendmail のバージョンや、8.12系でも異なる修正が必要な場合がありました。

関連するページ

 
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