Sendmail-8.11以降、メール配送に使われる シェル がより安全な smrsh を使うようになったため、配送の際に弾かれてしまいます。 Sendmail で fml の実行を認めるには smrsh に対して、fml.pl の実行許可が必要になります。許可を与えなければメールは配送されません。
試しに配送すると管理者宛に以下のメールが届きます。
smrsh: fml.pl not available for sendmail programs
/var/spool/ml/etc/fml/site_init.ph を作成します。内容は次の通りです。
push(@INC, "/usr/local/fml");
push(@LIBDIR,"/usr/local/fml/module");
push(@LIBDIR,"/usr/local/fml/module/CPAN");
push(@LIBDIR,"/usr/local/fml/module/Japanese");
push(@LIBDIR,"/usr/local/fml/module/fml-devel");
1;
次にsmrshに許可してもらうようにシンボリックをはります。
Sendmailの再起動は必要ありません。 今度は送信されると思います。
この問題の回避策はFML本家サイトを参考にさせて頂きました。
FML-CGIのインターフェイスについては見れば分かると思いますので、あれこれいじり倒してみて下さい。特に [ MLの詳細設定 ](makefml configをGUIで行う) は入れてよかったと実感すると思います。