FMLはメーリングリストを運営するためのツールです。開発者は日本の方ですの導入も比較的簡単です。メールマガジンにも利用されています。ML管理者、参加者は一般的にメールコマンドで操作を行いますが、GUIで操作が行えるようにブラウザで操作できる CGI も利用できます。
FML-CGI に関しては、Sendmail-8.9 ~ 8.12 まで継承する形で公開していましたが、訳がわからなくなったので、FedoraCore2 / 4 / CentOS4 / Sendmail-8.12 環境で新規にセットアップ方を再編集しました。
以下が条件となります。
これらのサーバーが構築済みであることを前提に解説しています。
ここでは、Sendmailを利用したシステムとなります。その他のメールサーバーに関しては、ページ下のFML関連の書籍か、本家サイトをドキュメントを見てください。
本家サイト => fml project top page
ここでは、サーバー管理者がメーリングリストオーナーに対して、CGIによるメーリングリスト、及び管理システムを提供できる仕組みを構築します。
最新の FML-8 を取り上げるつもりでしたが、GUI 操作を行うためのCGIに未実装(makefml config)の部分があったため見送りました。
(実はmakefml configが一番欲しかったりする)
GUIで管理することを目的とした場合はFML-4の方が完成度が高くお勧めです。メーリングリストとしての機能は十分に果たせます。
FC2はperl-5.8.3ですが今のところ問題は出ていません。おそらく FML全ての機能の操作が可能です。
全ての権限を有します。メールサーバー管理者が操作します。メーリングリスト追加、削除に及び第三者にメーリングリストの追加、削除、コマンドの抑制など。メールサーバー管理者が操作します。
このインターフェイスは、上記メールサーバー管理者(Admin インターフェイス)が、メーリングリストオーナーのために提供します。(Apache Basic 認証と連携しています)
サーバー管理者からサービスを提供されたメーリングリストオーナーは、自分の管理するメーリングリストに対して、参加者の追加、削除、メールコマンドの制御などブラウザで自由に制御できるようになります。
各部署毎にメーリングリストをサーバー管理者が作成し、部署ごとの責任者がMLを管理することが出来ます。
部署ごとにメーリングリストオーナーを配置したい場合にとても便利です。セットアップの手順を解説します。