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Sendmail-8.12 ~ FML に関する設定

ここではSendmailでの設定について説明しています。

ここでは、Sendmailを利用したシステムとなります。その他のメールサーバーに関しては、ページ下のFML関連の書籍か、本家サイトをドキュメントを見てください。
本家サイト => fml project top page

sendmail.mc の修正

FMLを動作させるためにはメール配送システムを設定する必要があります。Sendmailに通常のaliasesとは別にfml専用のaliasesを参照させることでメールを配送します。Sendmail-8.10 / 8.11 / 8.12 で微妙に設定が異なりました。

注意
8.12系でも細かいバージョンでm4を修正する必要があるかもしれません。FedoraCore2/4/CentOS4 では修正の必要はありませんでした。

問題があれば、以下を参照して下さい。Sendmail よりディストリビューションの違いによる問題かも。

参照 => Sendmail-8.12 FML(メーリングリスト)に関する修正

sendmail.mc を修正します。fml 用の aliases を追加します。

/etc/mail/sendmail.mc

define(`ALIAS_FILE', `/etc/aliases')
↓変更
define(`ALIAS_FILE', `/etc/aliases,/var/spool/ml/etc/fmlserv/aliases')

m4 プリプロセッサで sendmail.cf を生成します。ルート権限で行います。FedoaCore / CentOS の場合は、/etc/mail ディレクトリで行えます。

# cd /etc/mail
# make sendmail.cf

次に/var/spool/ml/etc ディレクトリにaliases.dbを作成します。

# touch /var/spool/ml/etc/aliases /var/spool/ml/etc/aliases.db
# newaliases

以下の様に表示されればOKです。

/etc/aliases: 70 aliases, longest 10 bytes, 693 bytes total
/var/spool/ml/etc/aliases: 0 aliases, longest 0 bytes, 0 bytes total

Sendmail が二つの aliases ファイルを参照している事が確認できます。

Sendmail を再起動します。

# sendmail restart

maillogをみてエラーが出ていないか確認します。

sendmail[13517]: alias database /etc/aliases rebuilt by root
sendmail[13517]: /etc/aliases: 70 aliases, longest 10 bytes, 693 bytes total
sendmail[13517]: alias database /var/spool/ml/etc/aliases rebuilt by root
sendmail[13517]: /var/spool/ml/etc/aliases: 0 aliases, longest 0 bytes, 0 bytes total

このように二つのaliasesを参照していればOKです。

次は Apache での CGI公開に関する設定を行います。

ブラウザで管理するML(FML)

携帯メールとの乗り入れ


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Sendmail に関する設定

Sendmail-8.9 ~ 8.12 まで継承する形で公開していたコンテンツを再編(FedoraCore/ CentOS)しています。Sendmail のバージョンや、8.12系でも異なる修正が必要な場合がありました。

関連するページ

 
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メーリングリストに関する書籍

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