ここではSendmailでの設定について説明しています。
ここでは、Sendmailを利用したシステムとなります。その他のメールサーバーに関しては、ページ下のFML関連の書籍か、本家サイトをドキュメントを見てください。
本家サイト => fml project top page
FMLを動作させるためにはメール配送システムを設定する必要があります。Sendmailに通常のaliasesとは別にfml専用のaliasesを参照させることでメールを配送します。Sendmail-8.10 / 8.11 / 8.12 で微妙に設定が異なりました。
注意
8.12系でも細かいバージョンでm4を修正する必要があるかもしれません。FedoraCore2/4/CentOS4 では修正の必要はありませんでした。
問題があれば、以下を参照して下さい。Sendmail よりディストリビューションの違いによる問題かも。
sendmail.mc を修正します。fml 用の aliases を追加します。
define(`ALIAS_FILE', `/etc/aliases')
↓変更
define(`ALIAS_FILE', `/etc/aliases,/var/spool/ml/etc/fmlserv/aliases')
m4 プリプロセッサで sendmail.cf を生成します。ルート権限で行います。FedoaCore / CentOS の場合は、/etc/mail ディレクトリで行えます。
次に/var/spool/ml/etc ディレクトリにaliases.dbを作成します。
以下の様に表示されればOKです。
Sendmail が二つの aliases ファイルを参照している事が確認できます。
Sendmail を再起動します。
maillogをみてエラーが出ていないか確認します。
このように二つのaliasesを参照していればOKです。
次は Apache での CGI公開に関する設定を行います。