AntiVir Milter for Sendmail 及び AntiVir の Linux への無償提供は既にありません。ClamAV を利用した同余のシステムについては、以下で説明しています。
参照 => ClamAV と Sendmail で作るウイルスメール検査システム
SendmailのMILTERによりavmilterを呼び出せるようにします。 /etc/sendmail.mc を以下のように修正します。ここで紹介している、SpamAssassin MILTER を併用する場合は、以下のように記述します。
dnl #spamassassin有効の指定を以下一行追加(スパムフィルタ)
INPUT_MAIL_FILTER(`spamassassin', `S=local:/var/run/spamass.sock,, F=, T=C:15m;S:4m;R:4m;E:10m')dnl
dnl #avmilterの指定を追加(ウイルスフィルタ)
INPUT_MAIL_FILTER(`avmilter',`S=inet:3333@localhost,F=R,T=S:10m;R:10m;E:10m')
dnl #MILTERで複数呼び出す場合は以下の記述を追加します。
define(`confINPUT_MAIL_FILTERS', `spamassassin,avmilter')
変更した内容でsendmail.cfを作成します。
エンジン本体と定義ファイルをアップデートします。
これをcorntabで定期的に行えば良いわけで、アップデータを起動状態にするとなにか良いことあるんでしょうか。
これで準備できました。後は avmilter Sendmailの順で起動します。 その際、masseges maillog にエラーが無いか確認して下さい。
Sendmail を再起動します。
avmilterはSendmailより先に起動している必要があります。自動でインストールされた起動スクリプトはSendmailより先に起動するよ うになっていましたので、起動順番については変更の必要はありません。起動スクリプトを作成する必要もありません。楽です!