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AntiVir Milter インストール内容の修正

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AntiVir Milter for Sendmail 及び AntiVir の Linux への無償提供は既にありません。ClamAV を利用した同余のシステムについては、以下で説明しています。

参照 => ClamAV と Sendmail で作るウイルスメール検査システム

インストール内容の修正

ユーザー権限を設定します。ユーザーは uucp で動作させる必要があるので付属のINSTALLテキストに従い、修正します。なお、インストーラーを使った場合、グループは antivir となっていましたのでそれに従います。

Sendmailのパスを修正します。

/etc/avmilter.conf

# ForwardTo /usr/lib/sendmail -oem -oi
ForwardTo /usr/sbin/sendmail -oem -oi

prelink対策

このままでは、1日経過すると /etc/cron.dialy/prelink が原因で antivir 本体が起動できなくなります。そのためSendmailとの橋渡しを行うantivirmilterも起動できなくなり、SendmailがMILTER で呼び出せない状態に陥り、 メールサーバーが応答しない状態に、、 最悪です。

問題を引き起こしているのは、 prelink です。crondで1日おきに実行されるようになっており、その実行後に問題が発生していました。ネットで調べてみると、 MailGate でも同様の症状がでてました。

スキャン速度を高速化するためのインデックス作成をおこなっているようなのですが、このprelinkのインデックス対象ディレクトリに AntiVir 本体があると問題が発生するそうで、対策として、prelink 対象ディレクトリから antivir を移動し、変わりにシンボリックを設置することで対処出来るそうです。

prelinkのインデックス対象ディレクトリは /etc/prelink.conf に記述されています。ここに起動されていないディレクトリへ移動し、もとの位置にシンボリックを作成します。

# mv /usr/lib/AntiVir /var/lib
# cd /usr/lib
# ln -s /var/lib/AntiVir .

(2005/7/15 追記)
FedoraCoer2 では、エラーは回避できなかったのですが、FedoraCore 4 CentOS 4 では回避できました。

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