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SPAMフィルタ導入(SpamAssassin + MILTER)

Sendmail-Milter + Milter + SpamAssassin と連係し、メールサーバーでスパムメールを排除します。 MILTERとはSenmailがメール処理を行う段階で、他のフィルタープログラムに橋渡しするためのsendmailが持つ機能です。

MILTERを利用するにはコンフィグオプションで指定しなければなりませんが、FedoraCore2 に付属するパッケージでは対応しています。SpamAssassinに関しては、橋渡しを行うspamass-milterのパッケージは提供されていなかったため、ソースからインストールする必要がありました。

Sendmail のコンパイルオプションを確認するには

自身のSendmailのコンフィグオプションを確認するには以下のコマンドで確認できます。
# sendmail -d0.10
Compiled with: MILTER の文字があればMILTER対応Sendmailです。

FedoraCore2 のSendmail / SpamAssassin パッケージがインストールされていることを前提に導入の手順を説明します。

FedoraCore2に必要なソースとインストール

FedoraCore2 に必要なソース、パッケージです。

先に libmilter.a ライブラリがインストールされている必要があります。 spamass-milter がコンパイル出来ません。

libmilter.aインストール

このライブラリはSendmailのソースに含まれています。まだアップデートディレクトリには無いので ftp://ftp.riken.go.jp/pub/Linux/fedora/core/2/SRPMS/
から現行のソースパッケージを入手します。

# rpm -ivh sendmail-8.12.11-4.6.src.rpm
# tar zxvf /usr/src/redhat/SOURCES/sendmail.8.12.11.tar.gz
# cd sendmail-8.12.11/libmilter
# ./Build
# ./Build install

/usr/lib/libmilter.a がインストールされます。
/usr/src/redhat/SOURCES に展開されたファイルは用済みなので全て削除します。

spamass-milterインストール


# tar zxvf pamass-milter-0.2.0.tar.gz
# cd spamass-milter-0.2.0
# ./configure
# make
# make install

sendmail.mc 修正

/etc/mail/sendmail.mc に次の一行を追加します。

/etc/mail/sendmail.mc

INPUT_MAIL_FILTER(`spamassassin', `S=local:/var/run/spamass.sock,, F=, T=C:15m;S:4m;R:4m;E:10m')

m4でcfを作成します。

# cd /etc/mail
# make sendmail.cf

以上で準備が出来ました。次は動作確認と起動の順番を設定します。

Clam AntiVirus + Milter

SpamAssassin + MILTER


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