Fedoraプロジェクトへの移行に伴い、これまで無償で行ってきたセキュリティーアップデートサービスも段階的に中止しました。これにより、Redhat 社が行ってきた一般向けに配布されていた RedHat9 までの全てのメンテナンスは終了しています。
Webサイト => The Fedora Legacy Project
サポートが打ち切られたRedHat Linux を含む FedoraCore のセキュリティーメンテナンスは、有志によるFedora Legacyプロジェクトに引き継がれます。Fedora Legacyでは、セキュリティーに関するメンテナンスのみで、新たに追加、採用されるパッケージのサポートはありません。
言わばセキュリティーメンテナ ンスの受け皿的な役割を担うプロジェクトです。Fedoraプロジェクトサポート終了後、最低でも1年6ヶ月のセキュリティーサポートを行うそうで、実質 的に、FedoraCoreはアップグレードを行わないで2年近く使うことが出来るという事になります。
apt や yum などのパッケージ管理ツールのパスをFedoralegacyへ変更することでセキュリティーアップデートが行えます。ちなみに 最近、Fedora Legacy 入りした FedoraCore2 の yum によるレポジトリ変更の設定方法は、以下で説明されています。
Webサイト => Using yum for Fedora Core 2
以下で解説ページ作りました。参考にして下さい。
参照 => 「FedoraLegacyのお世話になるには」
Webサイトを見てもわかるように、かなり切迫しています。活動状況は芳しくなく、重要なセキュリティーに関する問題でも対応はかなり遅れています。Fedoralegacyでのサポート期間はハッキリしておらず、ユーザーの要望によって決まるようです。
これらの理由からも仕事で使うサーバーや、サービスを中断できないようなサーバー用途には、FedoraCore は向かないと言う事になります。