過去に経験したVNCサーバー導入時のトラブルについてまとめました。
XFSサーバーが正しく設定されていない、または、起動していないか未導入の場合でTrueTypeフォントを利用するプログラムをVNC経由で起動した場合クラッシュ、または動作が不安定になります。
FC2の場合はXFSサーバーも起動常態にあるため、特に問題はない筈です。 動作が不安定な場合は、参考になるかも知れません。
回避策 => VNC サーバーの設定変更-カスタマイズ
ハードウェアというか、XFree86ドライバ絡みでうまくいかないケースも考えられます。ビデオカードの特定の色深度で表示できない等の常態が日常的に発生している場合、VNC側で色深度を合わせないとVNCサーバーが正しく動作しなかった経験があります。
その場合、現在、Xで問題無く使えているモニタの色深度にVNCを合わせることで解決しました。
FC2以外の場合でうまく行かない方はこちらを参考にしてみて下さい。 情報は古いですが、VNC自体、認証廻りとパフォーマンス改善以外、とりたてて大きな仕様変更はないので、参考になると思います。
FC2のパッケージでは特に問題はなく設定出来ていますので検証はしていませんが、解決の糸口になるかもしれません。
次の STEP2 では、ここで構築したVNCサーバーをベースに暗号化による通信の保護と、クライアント認証により、常時 起動しておける 管理者専用 X VNC サーバーを構築します。