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1. DynDNS サービス有料化に伴う移行手順について ~ 決済方法

DynDNSを例に海外有料サービスとの決済について考える

先日、10年以上利用してきたDynDNSのダイナミックDNS(DDNS)で運用してきたホスト名が突然抹消され、サイトやメールが長期間にわたり停止するというトラブルに見舞われました。実は突然ではなかったのですが。

急いで Dynサイトにアクセスして確認したところ、登録していたホストの登録が全て解消されていました。結論から先に言えば、長年使用してきたドメインの復帰は、焦らず DynDNS Pro へ移行する事で復活します。

2013年 11月24日

本稿の対象者

この件を題材に本稿では主に以下の点について紹介しています。

  • 海外のサイトとの安全と安心を担保したカード決済
  • Dyn 有料DDNSによるサイト運用の復帰

また、ネットワークカメラの活用や自宅サーバーの運用でDDNS(ダイナミックDNS)のサービス利用を検討している方にも参考になる内容となっています。例えば、バッファローのDDNSサービス は年間で 3,780円です。

DYNに比べると機能面でぼったくりに近い価格なので、1年契約で25ドル、現在100円ですから 2,500円。クーポン利用で1年間で17.5ドル、1,750円。15年の高い運用実績からも、有料化されたとは言え DYN はお勧め出来ます。

DDNSサービスの有料化に伴う影響

Dyn(dyndns)は 1998年から無料のダイナミックDNSサービスを提供しています。自分が知る限り、おそらく最古参のダイナミックDNSサービスでは無いかと思います。サービス開始当初からわたしもお世話になってきました。

トラブルもサービス開始時の3ヶ月後、6ヶ月後の数回程度しか記憶になく、安定性における高い信頼性は、長年の利用経験からも明らかです。それを裏打ちするように、多くのIPアドレス更新機能を持つ市販ルーターが Dyn に対応しています。

DynDNSから、Dyn になり経営体制も変わったようで、2013年5月には、Devices 、Personal、Busines のサービスに分類され有料化されています。ちなみに従来のダイナミックDNSの運用は Devices が該当します。

この時はまだ 従来のユーザーはこれまで通り、IPアドレスを月に一度更新していれば、取得したサブドメインを維持する事が出来ていましたが、2013年7月にドメインを維持する条件が「1ヶ月に一度のサイトログイン」に変更された影響で従来の更新手続きが事実上、無向化されます。

つまり、DynDNSの一般的な運用手順である dice や手製のスクリプト、あるいはルーター機能などを使って、月に一度の IPアドレス更新URLを自動的に叩くだけでは対応出来なくなりました。

この警告はメールでアナウンスがあったのですが、それを見落とした多くのユーザーは突然、ドメインが使えなくなくなって焦る、というのが事の顛末ということで間違いなさそうです。

ちなみに Dyn のアカウントそのものは抹消されませんが、ログインして新たにドメインを追加しようにも、homeip.net など、従来から選択出来たドメインは選択出来ません。一度、権利が失効すると復帰するためにはプロサービス、つまり有料版への移行する意外に道はありません。

プロサービスへ移行してわかったのですが、ログには Host Update Logs には更新されている記録が残っていました。DYNは何らかの形で、契約の切れたホストを把握しています。

DynDNS Pro への移行のススメ

かくいう私も、規約変更のメールを見落としてしまい、パニックになった口なのですが、ダイナミックDNSのメリット、デメリット以前に、長年使ってきたドメインが突然、使えなくなるというダメージは計り知れません。

とにかく、一度、無向にされたドメインを現状復帰するにはどうすればいいか、ということで、当初は非常に焦りました。

ただ、よくよく考えて見れば、仮にドメインの権利が失効したからと言って、すぐさま人手に渡るようであれば、有料版に移行を促す意味がありません。つまり、その場でユーザーは諦めることになるからです。

メールを見落とすユーザーは必ず出てくることは運営者側も十分承知しているはずです。であれば、すぐさまアカウントが人手に渡るような更なる混乱を招く行為は、有料版への移行を考える長年の利用者を切り捨てる行為に他ならず、DynDNSからユーザーを追放する行為であり、矛盾します。

実際に Devices の 無料トライアルで当該のドメインを取得しようとしたところ、既に利用されていますという警告が出ましたので、解約されたからといってすぐに第三者が取得できるということではないようです。

DynDNSのアカウントが抹消される訳ではなく、これらの理由からドメインの権利を失ってからある一定の期間の間は他者が取得できない配慮があることは容易に想像できますので、有料のプロ版に移行すれば、復活できる可能性が高い事は想像できました。(実際に10日後にProへ移行しましたが無事復活)

それならそうとログイン後の MyServiceページの目のつく所に、その旨のアナウンスがあっても良いようなものですが、これも有料版への移行を強く促すためなのかはわかりませんが、その様な説明はありませんでした。

ただ、確証が持てないことと、一刻も早く復帰する必要があることは自分にとっては紛れもない事実ですので、早急にプロ版への手続きを行う事にしました。

ちなみに、ここでは既に dyndns 時代からアカウントを取得している人を対象としているので、ログインして MyService からプロ版購入という手順となりますが、これからダイナミックDNSの運用を検討している場合は、予めDYNでアカウントを取得しておく必要があります。

冒頭で述べたように、本稿では今回の DYN 有料化騒動を題材に、海外の有料サービスで決済を行う時のリスクについて考えます。特にクレジットカードを持ちたくない方、ネットにおけるカード決済を敬遠している方を対象としています。

続きます。

DynDNSの有料化と海外決済

  1. DynDNS有料化に伴う影響
  2. 海外カード決済リスク考察
  3. クレカを使わないカード決済
  4. カードレスデビットと PayPal
  5. Dyn Pro への以降手順

ウェブカメラ
本稿で使用しているウェブカメラ。CentOS6.5でもカーネールのバージョンによって認識しなくなる場合がありますが、Linux は kernelレベルで対応しています。


関連書籍(Kindle版)
小説などの単行本と違って、かさばるコンピュータ関連の参考書籍は荷物にならないのでタブレット端末が便利。移動中に電車の中でも周囲を気にせず学習できます。


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