<VirtualHost>タグを新たに追加し、DNS設定を行なえばいくつでもバーチャルホストを公開することが出来ます。共有型であるホスティングサービスの多くは、この要領で一台のサーバーで多くのドメインを持つ WEBサイトを公開しています。
多ければ多いほどレスポンスが悪く、一般的に月額利用料の安いホスティングサービスほど共有数は多くなっています。
先ほど作成した /etc/httpd/conf.d/VirtualHost.conf に新たに指定を追加するか、
あらたにバーチャルドメインごとに conf を作成します。
例
<VirtualHost *:80>
ServerName www2.mydomain.net
DocumentRoot /data02/www/html
ServerAdmin webmaster@mydomain.net
ErrorLog logs/www2_error_log
TransferLog logs/www2_access_log
# この間にバーチャルサーバーのディレクティブを指定
</VirtualHost>
このバーチャルホストを外部に公開する場合、BINDでネームエイリアスの指定を行います。BINDの設定が正しく済んでいれば、以下のディレクトリに自ドメインの正引きhostsファイルがあります。
/var/named/chroot/var/named/mydmain.net.hosts
以下を追記し、namedを再起動します。
www2.mydomain.net. IN CNAME ns
この要領でいくつでもバーチャルホストを運営することができます。ただし、名前ベースのバーチャルホストでは、httpsは利用できませんので注意してください。