自サイト検証用のテスト用ミラーサーバーをバーチャルホストにより構築する亊を例に、バーチャルホストの基本的な設定を解説します。 ここで紹介する内容は、1つしかIPアドレスがない環境に対し、複数のドメインで運営することを目的としているため、名前ベースのバーチャルホスト構築となります。
バーチャルホストについてはこちらで情報を得られます。
http://httpd.apache.org/docs-2.0/ja/vhosts/
Webコンテンツ開発プロジェクトごとに、バーチャルホストを構築し開発環境をそれぞれに提供することを想定し、ローカルユーザー専用のバーチャルホストを構築します。
http://testserver/ で動作検証が修了次第、http://www.mydomain.net/ へフィードバックしようというものです。 接続はローカルユーザーに限定されるので、ドメイン名はなんでも良い事になります。
外部に公開するドメインにすれば、複数のWebサーバーを公開できますので置換えてください。要は、DNSサーバでドメインを指定できればよいだけの話です。共有タイプのホスティングサービスと同じです。
検証用ミラーサーバーとしたのは、Web制作や開発において複数のドキュメントルートを自由に構築できれば何かと便利だから。それだけの理由です。
1つの IPアドレスで複数のバーチャルホストを構築する名前ベースのバーチャルホストに対してSSLを使用することが出来ません。このため、このサイトのテーマであるSSL暗号化による保護は、名前ベースのバーチャルホストでは行えませんので、ご注意ください。