時刻の同期と動作確認を行う ~ xntpd
同期と動作確認
ntpd の基本操作は以下のとおりです。
1.ntpdデーモンを停止します。
# /etc/rc.d/init.d/ntpd stop
2.問い合わせ先に指定したサーバーアドレスを指定し同期をとります。
# ntpdate 210.173.160.86
3.再び起動します。
# ntpd start
4.システムのタイムスタンプが有効になるまで待ちます。(5分~10分)
5.問い合わせ先サーバーと同期が取れているか確認します。
# ntpq -p
以下のように表示されます。
# ntpq -p
remote refid st t when poll reach delay offset jitter
===========================================================
+ntp1.jst.mfeed. 210.173.160.86 2 u 38 64 77 23.489 4.489 16.353
+ntp2.jst.mfeed. 210.173.160.86 2 u 30 64 77 23.748 28.755 18.504
+ntp3.jst.mfeed. 210.173.160.56 2 u 33 64 77 24.158 9.588 13.145
*clock1.redhat.c .CDMA. 1 u 91 512 37 213.741 9.937 11.147
正しく同期がとれた段階で、先頭に + * - が付きます。ntpを起動したらこの状態になるまで、5 ~ 10分ほどかかります。マークがつくまではローカル クライアントからは接続出来ませんので注意して下さい。
FedoraCore2では FireWallが同居するケースでUDPが遮断されていた場合、同期を行うために自動的にUDPポートを開くようになっていましたので特に設定の必要はないと思います。
クライアントからの時刻合わせはこちらで紹介していますので参考にして下さい。
次は、FC2 Linux自信がクライアントとして時刻あわせを行うようにします。