設定ファイル /etc/ntp.conf はRPMパッケージをインストールしても作成されません。自分で作成します。 以下の様に記述します。
server time.apple.asia.com
driftfile /etc/ntp.drift
この例では、apple のタイムサーバーを指定しています。ドメインで指定していますが、IPアドレスで指定したほうがDNS問い合わせのタイムラグがありません。また、近所のタイムサーバーを指定するようにします。
クライアントとして、先にTurboLinuxの時刻を合わせておきます。(しなくてもよい)
xntp インストール前までは、ntpdate を使用して時刻あわせを行っていました。 今後は、xntp がクライアントとして時刻の同期を行います。今後は ntpdate は使用しません。
turboserviceを起動し、xntpを起動します。起動後、
このように表示されればOKです。
先に説明したように、NTPサーバー上では上記の ntpdate による時刻合わせは実行できません。リソースが衝突します。
xntp3 をインストールした事で、デフォルトでは金曜日午前4時に時刻同期をとるように設定されています。 この処理はcronで設定されています。正しく同期が行われれば、root宛てに以下の時刻合わせを行った旨のメールが届きます。
Setting system clock from remote host time.asia.apple.com
30 Jul 04:06:55 ntpdate[6148]: step time server 17.254.0.26 offset -3.183806 sec
クライアント側が ここで構築した Time サーバへ時刻を問い合わせる必要があります。
コントロールパネルの[日付 & 時刻]を開きサーバーオプションのタイムサーバータブを開き、先ほど立ち上げたローカルタイムサーバーのアドレスを設定します。
上記、OS は、OS 側で時刻同期に関する機能は持っていません。桜時計という簡単なユーティリティーがありますのでそれを利用します。スタートアップにショートカットを登録すれば、起動時に時刻合わせを行ってくれます。
参照 => 桜時計 作者のページ
Windows 2000 の場合、Windows Time サービスがありますがレジストリを変更するなど面倒です。桜時計を使った方が簡単で確実です。
Windows XP / OS-X は標準で Timeサービスクライアントが組み込まれています。