.
Mailサーバー => メールウイルスフィルタ導入 > 2.Sendmailの起動スクリプトを修正する
Linux 活用ガイド:目次

サーバ構築ガイド

レンタル ガイド

ショップ 構築ガイド

情報漏洩対策

Sendmailの起動スクリプトを修正する ~ InFlex

Sendmailの起動スクリプトを修正する

Sendmail3.12からMTAに関する仕様が大きく変わっています。ユーザーの要求の度にsmmsp権限でその都度呼び出されるようになっていま す。Sendmailのバージョンの違いで以下の表記と異るかも知れません。また、起動スクリプトのパスもディストリビュータによって異ると思うので適宜 読み変えて下さい。

/etc/rc.d/init.d/sendmail を開き、MTAに関する起動オプションをinflex.cfを参照するように変更します。

/etc/rc.d/init.d/sendmail

修正前
## Startup MTA agent
if [ "${MTA}" = "yes" -o "${MTA}" = "YES" ] ; then
echo -n "Starting sendmail MTA: "
daemon /usr/sbin/sendmail -L sm-mta \
$([ "$DAEMON" = "yes" ] && echo -bd) \
${args}
RETVAL=$?
echo "

修正後
## Startup MTA agent
if [ "${MTA}" = "yes" -o "${MTA}" = "YES" ] ; then
echo -n "Starting sendmail MTA: "
daemon /usr/sbin/sendmail -q15m -C /usr/local/inflex/inflex.cf -L sm-mta \
$([ "$DAEMON" = "yes" ] && echo -bd) \
${args}
RETVAL=$?
echo ""
fi

実際にフィルター処理が必要なのはSendmailのMTA(Mail Trancefar Agent)の部分です。それ以外の修正は必要ありません。 一度プロセスを再起動して確認してみて下さい。

注意!

Sendmailをバージョンアップした場合、再度設定が必要な場合があります。Sendmailをバージョンアップする度にメールヘッダを確認して、Inflexによるチェックが行われたか確認するようにして下さい。

bottom_mark
ページ最上部
ページ最上部 前のページ