システムの起動時に "swatch" のユーザー権限で自動的に起動できるように設定します。
/etc/rc.d/rc.local をテキストエディタで開き、以下の内容を追記します。
if [ -x /usr/bin/swatch ]; then
su - swatch -c '/usr/bin/swatch \
--config-file=/home/swatch/.swatchrc \
--tail-file=/var/log/messages \
--script-dir=/home/swatch &'
su - swatch -c '/usr/bin/swatch \
--config-file=/home/swatch/.swatchrc.secure \
--tail-file=/var/log/secure \
--script-dir=/home/swatch &'
su - swatch -c '/usr/bin/swatch \
--config-file=/home/swatch/.swatchrc.mail \
--tail-file=/var/log/maillog \
--script-dir=/home/swatch &'
su - swatch -c '/usr/bin/swatch \
--config-file=/home/swatch/.swatchrc.ping \
--tail-file=/var/log/ping.log \
--script-dir=/home/swatch &'
fi
上記の例では最初の行でユーザー権限の起動を行い、続いて定義ファイル、参照ログ、スクリプトディレクトリを指定しています。maillog, secure,message,ping.log 4つを自動起動するようしています。
swatchはユーザーのホームディレクトリに設定ファイルを見にいくのでフルパスので指定する必要は無いかも知れませんが、念のためフルパスで指定しました。スクリプトディレクトリは定義ディレクトリと同一のディレクトリになります。
ping.logに関しては、ICMPパケットを監視する (iplogger導入)で説明しています。
システムを再起動してプロセス監視ツールなどで確認するか
として プロセスが実行されているか確認します。