vsFTPD の設定 ～ 接続拒否ユーザーの指定

vsFTPDの利用を認めるユーザ設定を行います。FedoraCore 2 の試したパッケージでは、デフォルトで Linuxアカウントを持つ全てのユーザーに FTPサーバーへの接続を認める設定になっていました。

デフォルトでFTPサービスは提供しない、指定したユーザーのみに FTPサービスを提供するケースは次のページで説明しています。

接続禁止ユーザーをする（vsftpd.ftpusers)

/etc/vsftpd.ftpusers ファイルには、FTPユーザーを拒否するユーザーを記述します。また、許可リストで許可されていた場合も、こちらが優先されます。

デフォルトの設定ではシステムユーザーが記述されています。

仮に、/etc/vsftpd/vsftpd.conf　に以下の記述があり

userlist_enable=YES
userlist_deny=NO

後述するアクセス制御ファイル /etc/vsftpd/vsftpd.user_list　ファイルで許可ユーザーに指定 されていても この vsftpd.ftpusers が優先され接続する事はできません。

この場合、ログインの際パスワードを要求して来ますが、その後エラーとなり接続できません。また、 vsftpd.user_listに記述されていない場合は、パスワードは要求されず接続できません。

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