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Zebedee による VNC 通信経路の暗号化

VNCサーバー単体には貧素なパスワード意外にセキュリティと呼べる機能はありません。 サービスの性質上、xinetd や ファイアウォール、ポートフォワでィング等で何らかのセキュリティ対策を組み合わせる必要があります。

Zebdeee セットアップ

Zebedee については随分前に紹介しているセットアップ手順と同じで原理的には何も変わりません。Zebdeee は通信経路を暗号化可能なトンネリングツールで、SSHのようにクライアント認証も可能です。

SSHでも同様のことは可能ですが、個人的に Zebedeeを使う理由の一つは頻繁にSSHにある不正アクセスをみて、あまりメジャーでないトンネリングツールだったことが主な理由です。

インストール

本体、必要なコンポーネント等、全てソースからインストールします。
必要なファイルを任意(zebedee)のディレクトリ内に準備します。

# mkdir zebedee
# cd zebedee

本家サイトから本体のソースをダウロードします。

# wget www.winton.org.uk/zebedee/zebedee-2.4.1A.tar.gz

必要なライブラリも同様にダウンロードします。

# wget www.winton.org.uk/zebedee/blowfish-0.9.5a.tar.gz
# wget www.winton.org.uk/zebedee/zlib-1.2.3.tar.gz
# wget www.winton.org.uk/zebedee/bzip2-1.0.3.tar.gz

先にライブラリをインストールします。

# tar -xzvf blowfish-0.9.5a.tar.gz
# cd blowfish-0.9.5a
# make
# cd ../
# tar -xzvf zlib-1.2.3.tar.gz
# cd zlib-1.2.3
# make
# cd ../
# tar -xzvf bzip2-1.0.3.tar.gz
# cd bzip2-1.0.3
# make
# cd ../

Zebedee をインストールします。

# tar -xzvf zebedee-2.4.1A.tar.gz
# cd zebedee-2.4.1A
# make OS=linux
# make install OS=linux

以上でインストールは完了です。引き続き Zebedeeの設定を行います。

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