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ドメインの重要性について事業者により異なる対応
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ホスティング事業者ごとに異なるドメインの管理

ホスティング事業者やサービスによっては、ドメイン取得方法や、ドメインの管理、運用方法が異なります。自信にあったサイト運用を考える上で、これらの違いは把握しておく必要があります。

ドメインの管理について

ドメインを取得しただけでは、ドメインを運用する事は出来ません。正引き・逆引き可能なDNS(ドメイン・ネーム・システム)サーバを外部に向けて立ち上げる必要があります。

レンタルサーバを利用する場合、このDNSサーバは自分で立ち上げなくても提供されます。お名前.comDo!レジなどのレジストラで取得した場合も、同様にDNSサーバは提供されます。

ホスティングサービス(共用サーバ)の場合、DNSサーバに関する設定は自由に行えないためホスティング事業者が適切に設定を行うか、またはDNSサーバ変更のためのインターフェイスが提供されている場合もあります。

ドメインに関する機能は重要で、一つの契約で複数のドメインを運営できるホスティングサービスや、取得したドメインのサブドメインによる異なるサイトの運用を認めているホスティング事業者もあります。(後述)

ドメインの仕組みについて興味のある方は @IT が分かり易いかと思います。
参考 => DNSの仕組みの基本を理解しよう

ドメインに関するサービスの違いについて .

レンタルサーバ(ホスティングサービス)によってドメインに関するサービスは異なります。主に以下のケースがあります。

サブドメインしか提供していない

業者が取得しているドメインに対するサブドメインによる運用しか行えない、独自ドメインは利用できないホスティングサービスがあります。個人向け低価格です。

独自ドメイン・提供サブドメイン両方に対応

独自ドメインによる運用と、提供サブドメインによる運用の両方を提供しているホスティングサービスです。注意点は、提供サブドメイン運用後に独自ドメインに移行できる事業者と移行出来ない事業者があります。個人の場合、最初はサブドメインで考える人も多いとおもいますので、後に独自ドメインに移行できるか問い合わせて下さい。

独自ドメインの持込が前提

提供サブドメインの運用はなく、既に取得しているドメインの持込が前提のホスティングサービスです。こちらのケースになります。

独自ドメインは指定管理代行業者(自社)に限るケース

独自ドメインの持込は受け付けず、事業者の指定するドメイン管理業者で取得したドメインしか受け付けないホスティング事業者です。取得するドメインの名義、移管手続きが行えるか十分注意して下さい。個人的には、お勧めできません。

独自ドメインに対するサブドメイン

独自ドメインに対するサブドメインの利用を見留めているケースがあります。例えば取得したドメインが hogehoge.com であれば、ho-ge.hogehoge.com が利用できます。

ホスティングサービスによっては、単にネームエイリアスで違う名前で同じページを表示するだけのもの(マルチドメイン)、つまり、異なるウェブサイトの運用が出来ない場合と、異なるサイト運用が可能な場合があります。サブドメインによる複数サイト運用を考えている場合は、確認して下さい。

複数の独自ドメイン管理

一つの契約で取得している複数の独自ドメイン運用が可能なケースで異なるドメインで同じページを表示するだけ(マルチドメイン)のものと、異なるウェブサイトを運用可能なバーチャルドメインに対応しているケースもあります。一つの契約で独自ドメインによる複数サイト運用を考えている場合は、確認して下さい。

マルチドメイン
複数のドメインで同じWebサイトを表示させるケース(マルチドメイン)は、社名変更等でドメイン変更の必要があった場合、古いドメインでもアクセスできるようにしておく場合などに利用します。一時的なものであって、複数ドメインによる同一サイト運用は検索エンジンに対してマイナスとなる場合があります。

仮に、一つの契約で複数ドメイン、異なるサイト運用可能な場合、転送制限の問題も出てきます。複数ドメイン管理について不明な点があれば、確認するようにして下さい。

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