proFTPD で構築したSSL/TLS FTPサーバーに接続するには、SSL/TLSに対応したFTPクライアントが必要になります。
FTP(ファイル転送プロトコル)は、暗号化を行わないケースが一般的で、このような暗号化に対応したFTPクライアントは少数です。対応したFTPクライアントであれば、FTP認証、通信内容までSSL暗号化保護する事が可能になります。
確認のとれたFTPクライアントです。
SmartFTP 全般設定 で以下の様に設定します。
SSLの設定で以下の様に設定します。
NextFTP ではホストの設定で以下の様に設定します。
上記SSL対応FTPクライアントの購入先です。
SSL/TLS に関するログは /var/log/proftpd/ssl.log , /var/log/tls.log に記録されます。
NextFTPの場合
TLSv1/SSLv3 connection accepted, using cipher DHE-RSA-AES256-SHA (256 bits)
暗号化コネクションに成功している事がわかります。
また、認証に関するログは、/var/log/secure , /var/log/messages に記録されます。以上で外部のネットワークから安全にFTPサーバーを活用できるようになります。