Outlook の場合、SSL SMTP認証を行う場合の設定です。
ツール → アカウント → メールプロパティ
Outlookの場合は、接続のたびに警告が出ます。 先に作成したpopserver.der、またはpopserver.p12のいずれかを右クリックでインストールすることで、警告は出なくなります。Netscapeは永続的に信頼すると答えれば、次回から警告は出なくなります。
このような自CAを使ったSSLの利用には、ここで紹介したPOPサーバーに関わらずセキュリティ上の問題があります。不特定多数に対して提供するサービスの場合は、公の機関から証明書を取得する必要があります。
クライアントから接続する際、利用されるパスワードはLinuxユーザーであることに注意して下さい。popauthで作成したパスワードはAPOP認証 のみに使われます。SSLの場合Linuxユーザーパスワードとなります。OutolookExpressで接続する際はport995を指定しなければ なりません。仮に SSLなしでport995に接続した場合サーバーは応答しません。
. | portNo | 暗号化 | ユーザー | パスワード |
---|---|---|---|---|
POP3 | 110 | × | Linux | Linux |
APOP | 110 | MD5(認証のみ) | Linux | popauth(qpopper) |
POP3s | 995 | SSL(経路ごと) | Linux | popauth(qpopper) |
SMTP | 25 | × | saslpasswd2 | saslpasswd2 |
SMTP ssl | 25 | SSL(経路ごと) | saslpasswd2 | saslpasswd2 |