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POP認証の暗号化(APOP) ~ Qpopper 4 導入

このドキュメントは 2001年ごろに作成されたもので内容は古くなっています。APOP はセキュリティ上問題があり、現在は推奨できません。(2007年 12月)

Qpopper-4を導入する

外部から安全にPOP認証が行えるようにAPOPを導入します。TurboLinux6に付属するのはpoptですが、これではAPOP,SSLに対応さ せることが出来ません。APOPに広く利用されている qpopper-3はAPOPにしか対応していませんでした。

SSL化も同時にサポートするにはStoneをつかって実現出来ましたが、最新の qpopper-4ではSSLにも対応しています。今後の事を考えてSSLをサポートできるqpopper-4を導入します。

必要なソース

以下のパッケージが必要になります。

  • Digest-MD5 ライブラリ
  • Qpopper-4

Digest-MD5 インストールについては、以下で説明しています。

SASL認証ライブラリのインストールと Sendmailアップグレード

qpopperインストール.

以下から、ダウンロードします。

http://www.eudora.com/qpopper_general/qpopper4.0.3.tar.gz

POPユーザー、POPグループを作成しておきます。

# groupadd pop
# useradd -g pop pop

入手したソースを /usr/local/src にコピーし、このディレクトリで展開、コンパイル、インストールを行う事を前提に解説します。

コピー先ディレクトリへ移動

# cd /usr/local/src

tarボールの展開

# tar -xzvf qpopper4.0.3.tar.gz

展開先ディレクトリへ移動

# cd qpopper4.0.3

コンパイルオプションを付けてインストールします。

# ./configure --enable-apop=/etc/pop.auth --with-popuid=pop --enable-specialauth --enable-ksockinst --with-openssl
# make
# make install
# make clean

今後、STATTLS の導入も行う予定なので SSL オプションをつけてインストールすることにしました。 コンパイルオプションについては付属のPDFファイルに説明があるのでそちらを参照して下さい。 インストールが完了したら次は設定を行います。

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